◇ワールドシリーズ第1戦 ～セントルイス～
カージナルス ３－２ レンジャーズ
さあ、
いよいよＭＬＢのワールドシリーズが開幕しました。
対戦は名将・ラルーサ監督率いる、
名門のセントルイス・カージナルス。
対するは激戦のア・リーグを2年連続で制したテキサス・レンジャーズです。
第1戦はカージナルスのホームであるセントルイス。
このセントルイスは、
本当に”ベースボールタウン”ですね。
雰囲気がいいことこの上ない。
全米で思い浮かぶ”ベースボールタウン”は、
なんといってもア・リーグのボストンと並んで、
ナ・リーグではセントルイスですね。
『街の誇り』
カージナルスのワールドシリーズ出場は、
この街の人たちにとっては何にも代えがたいプレゼントでしょう。
その熱狂的な声援を背に、
やっぱりカージナルスが初戦を制しました。
まあ、
予想された結果です。
シリーズ自体は大変もつれる展開になると思いますが、
セントルイスとしてはこの初戦を『落とさなくてよかった！』というのが本音でしょうね。
ここからテキサスの打線がどうセントルイスの投手陣を攻略するのか。
これが一つのポイントだと思っています。
3勝2敗で最後の2戦に臨めれば、
テキサスに分があると思っていますので、
今日のアウェーでの第2戦が、
本当に大事になってくると思います。
それにつけても思い出すのは、
この名門・セントルイスのユニフォームを身にまとい、
ラルーサ監督から信頼を受けてワールドシリーズ制覇に貢献した、
元オリックス・田口選手の勇姿ですね。
すばらしかった。
イチロー、松井秀、野茂・・・・
ＭＬＢで名を遺す選手はたくさんいますが、
ワタシはセントルイスの田口、シカゴの井口の二人の活躍が、
忘れられない思い出です。
チームの中での”バイプレーヤー”の位置で渋く活躍し、
ワールドシリーズ制覇になくてはならない存在となっていた二人が、
ワタシの頭の中ではいまだに燦然と輝いています。
二人ともあの『ワールドシリーズ優勝リング』も持っていますしね。
この二人がメジャーで十分活躍した後日本の野球に戻ってきてくれたのは、
本当にうれしい出来事でした。
サッカーの世界のように、
選手が日米のチーム間を自由に行き来できる環境、
早くできないのかなあと思っています。
まあ、
それはさておき、
興奮の10日間の始まりです。
