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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

MLB だから応援したくなる

2013年05月13日 | メジャーリーグ

MLB開幕1か月と少し。

ダルビッシュは2年目にして、
その真価を発揮しだして早くも6勝。

投げるボールを見ていて、
現在のダルを上回る投手をMLBに見つけるのが困難なほど、
彼は『世界NO1投手』への道を、
着々と歩んでいるような気がします。

速球、変化球のキレ、
すごいですね。
ケガさえしなければ、
今季は20という数字、積み重ねてくれそうですね。

黒田も5勝目。
順調な滑り出しです。

レンジャースもヤンキースも、
チームが好調のようですから、
この波に乗っていきたいところでしょう。

イチロー、
青木、
川崎。

紙面を賑わわすことの多いこの左打ちの巧打者3人。

3人ともに、
4月の下旬は苦しみの中にいたように感じられます。
走・攻・守の3拍子が揃った『理想的な野球選手』と言われた3人も、
同じようにもがき苦しむ姿がTV画面の向こう側から伝わってきていました。

『あとちょっとなのになあ』
と思うことも多かったのですが、
ここにきて少しずつ、
本調子を取り戻してきているように感じられます。

特にイチローは、
スーパースターだったこれまでとは違った姿が、
度々散見されるようになってきましたね。

それを評して、
TVで『世間が喜びそうな』辛口コメントを連発する張本氏が、
昨日も『もう辞めた方がいい』的な発言をしましたが、
ワタシはそれを聞いていて『何を言ってんだか』
と思っていました。

ワタシなんかは、
あのイチローが、
苦しみながらもまだ何かを求めて挑戦し続ける姿に、
最も素晴らしさを感じてしまうんですけどね。

年齢とともに訪れた、
今までとは違う体のコンディションの中、
チームからは【主力】ではないような扱いを受けてもなお、
一本のヒットを求め続けているような姿に、
本当にシンパシーを感じてしまうんですけどね。

『黄昏の美学』
とでもいうんでしょうか。

引退前の選手に等しく訪れる、
そんな季節の中でもがき苦しむ姿ほど美しくて、
しかも元気をもらえることってないと思うんです。

この前アスリートの誰かが言ってました。
「昔は自分のため、家族のため・・・・とか思ってやっていましたが、今は、『お前の戦う姿に元気をもらっている』という同世代のファンからの声援が一番うれしい」と。

サッカーのカズにしてもそう。
相撲の魁皇や高見盛なんかもそうでした。

彼らの頑張りが、
明日への活力。

ワタシも年齢を重ねて、
だんだんそういう気持ちが大きくなってきましたね。

そういう意味では、
MLBでの名声をかなぐり捨てて打席に迎うイチローや、
日本での安定した地位を捨ててまで、冷遇されても新しい世界で頑張る青木や川崎など、
本当に素晴らしいプレーヤーだと思っています。

もちろん黒田や田沢、
上原なんかにも大声援を送っています。


昔はMLBの中継が日本人選手の成績だけに偏っていることがえらく不満でしたが、
いまや『日本人選手の活躍』が本当に楽しみで、
声援を送っているワタシです。



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