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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

NFL スーパーワイルドカード・ウィークエンド  熱戦続々

2023年01月18日 | NFL

≪NFL ワイルドカード・プレーオフ≫  *丸数字はシード順

【NFC】
②サンフランシスコ 49ers ○ 41-23 ● ⑦シアトル・シーホークス
⑥ニューヨーク・ジャイアンツ ○ 31-24 ● ③ミネソタ・バイキングス
⑤ダラス・カウボーイズ    ○ 31-14 ● ④タンパベイ・バッカニアーズ

【AFC】
④ジャクソンビル・ジャガーズ ○ 31-30 ● ⑤ロサンゼルス・チャージャーズ
②バッファロー・ビルズ    ○ 34-31 ● ⑦マイアミ・ドルフィンズ
③シンシナティ・ベンガルズ  ○ 24-17 ● ⑥ボルティモア・レイブンズ



さあ、はじまりました、
NFLのプレーオフ。

まずはワイルドカードプレーオフ。
プレーオフ1回戦ですね。

両カンファレンスともに第1シードはまさに「シード」で、
このラウンドはbyeとなり高みの見物。

まずは土曜日。
最初の試合、NFCの第2シード、49ersが同じ地区のライバル、シーホークスと戦いました。
この試合は中盤までは競り合いましたが、
後半は49ersの一方的な試合。

シーズン中盤から一度も負けなしでここまで来ている「スーパーボウル本命」の49ersが、
その力をまざまざと見せつけました。

NFL最強のディフェンス力に加え、
オフェンスでもいいコンディションを保っていますね。
はっきり言って「強い」です。

次の試合は、
チャージャーズがジャクソンビルでジャガーズと対戦。
レギュラーシーズンではチャージャーズの方が上回る成績を上げていたものの、
後半戦負けなしで来ていたジャガーズの勢いがどうかとみられていましたが、
試合は波乱の展開となりました。

チャージャーズが前半、
ディフェンス陣が奮闘してインターセプトに次ぐインターセプト、
ジャガーズ攻撃陣にまさに「何もさせず」27-0とリードを奪った時には、
「これで決まったかな」とワタシも思いました。

しかし守備に穴のあるチャージャーズ。

前半最後のドライブでビッグなキックオフリターンを許し、
そこからTDを決められて7点を返され、
なんだか少し嫌な感じがしてハーフタイムへ。

後半は前半とはガラッと変わった試合展開。
前半4インターセプトを食らったジャガーズのQBローレンスが、
後半はスパーク。

投げて投げまくり4TD。

チャージャーズは守備が破綻すると、
攻撃も全くと言っていいほど機能しないようになり、
本来後半が得意のはずのQBハーバートのパスはほとんど通らず、
肝心なところで3アンドアウトを繰り返し、
挙句の果てに大事なところで簡単なFGまで外して、
最後の最後、FGを決められて大逆転負け。

「何やってんだろうなあ・・・・・」
ファンであるワタシは失望を隠しきれない試合となってしまいました。


日曜日は3試合。

「ひょっとして3試合ともに大差で決着?」

なんて思っていましたが、
なんのなんの、
3試合ともアンダードッグのチームが奮闘して、
大激戦となりました。

まずはドルフィンズがビルズと対戦。

ここ数年ビルズの地元で全く歯が立たないドルフィンズ。
しかも後半負けが込んで・・・・というシーズンで期待薄でしたが、
0-17からなんと必死の反撃を開始。

後半開始早々にサックからTDを奪い逆転に成功すると、
その後10点差を付けられながらまたも反撃。
一時同点に追いつくかという粘りを見せて、
最後まで奮闘しました。

ビルズは薄氷の勝利でしたね。
しかしこれを潜り抜けたことで、
次からの戦いに弾みがつくかもしれません。

そしてその次に行われたバイキングスとジャイアンツの一戦は、
追いつ追われつの激戦に。

バイキングスはやはり、
シーズンではことごとく終盤の接戦をものにしてここまできましたが、
上になかなかいくことができない歴史を背負うプレーオフは別ものでしたね。

粘りに粘ってスーパーボウルまで行きつく可能性もあるかと思っていましたが、
初戦でその夢はついえました。

ジャイアンツはシーズン後半8試合を2勝6敗と大きく負け越して、
評価は高くありませんでしたが何とか生き残りました。
まあしかし、
今後はなかなか厳しいだろうなあ・・・・・とは思わないでもないですけどね。
来週は第1シードの同地区ライバル、
イーグルスとの対戦です。

シーズンでは連敗ですが、
アップセットを起こせるでしょうか。

昨年のスーパーボウル進出チームであるベンガルズは、
地元で同地区のライバル、レイブンズと対戦。

この両チーム、
先週のシーズン最終戦でも激突しているのですが、
この日の試合はこの時とは全く違う様相に。

17-17の第4Qは、
本当に見ごたえがありました。

まず大チャンスをつかんだのはレイブンズ。

残り11分で相手陣わずか1ヤードでの攻撃のビッグチャンス。
ここでレイブンズはスニークでTDを狙いますが、
TDを取ろうと高く差し出したボールをベンガルズディフェンス陣がゴールラインを超える前にヒット。

ファンブルを誘いそのボールを拾って、
なんとなんと100ヤードを端から端まで走り切って、
まさかまさかのファンブルリターンTDを奪いました。
なかなか見られないプレーでした。

この7点差を追ってレイブンズも鋭い攻撃を展開。
最後の最後、
同点のTDを狙ってエンドゾーンに投げられたボールは、
ギリギリでWRに通らず、
その瞬間にベンガルズが第3シードを守ってカンファレンス・プレーオフに進出しました。

この試合も最後まで分からない、
素晴らしい激戦でした。


このスーパーワイルドカード・ウィークエンドを締めくくったのは、
レジェンドQB・ブレイディ率いるバッカニアーズと、
アメリカズ・チームと呼ばれるカウボーイズ。

シード順こそバッカニアーズが上(地区優勝チームのため)ですが、
シーズンの成績はバッカニアーズの8勝9敗と比べ、
カウボーイズは12勝5敗と大きくリード。
誰がどう見てもダラスに分がありそうな感じではありましたが、
そこはバッカニアーズのQBが経験十分のブレイディだけに、
どのような展開になるか注目が集まりました。

しかし試合は予想通り、
QBプレスコットを中心としたカウボーイズの攻撃が完全にバッカニアーズを上回り、
第3Qの初めにブレイディがチャンスでエンドゾーンに投げ込んだパスがインターセプトされ、
試合は決まりました。

今年もそこそこのパス成績を残したブレイディですが、
時代の終わりが来たことを感じさせる試合でしたね。
今年は長く連れ添った夫人との離婚騒動もあったり、
いいことのなかったブレイディ、
引き際ですかね。

まあ、バッカニアーズにしても、昨季スーパーボウルを制したラムズにしても、
「なんとしても地元でのスーパーボウルでは、栄冠が欲しい」
という事でベテランの選手を集めて、
栄冠にはきっちり輝いたんですから、
それ以上のことは、望んじゃダメですね。

両チームともにチームが崩れ出しましたから、
今後数年間はリビルディング期間として苦しむでしょうが、
それは甘んじて受け入れなければいけません。
問題はその暗黒期から、どうやっていち早く抜け出すかという事です。

さあ、
スーパーワイルドカード・ウィークエンドが終わり、
いよいよ今週末はディビジョナル・プレーオフです。

チーフス、イーグルスの第1シードも登場してきて、
ますます激烈になっていくことが予想されます。
カードはこちら。


≪NFL ディビジョナル・プレーオフ≫  *丸数字はシード順

【NFC】
①フィラデルフィア・イーグルス  ⑥ニューヨーク・ジャイアンツ
②サンフランシスコ 49ers    ⑤ダラス・カウボーイズ
 

【AFC】
①カンサスシティ・チーフス    ④ジャクソンビル・ジャガーズ
②バッファロー・ビルズ      ③シンシナティ・ベンガルズ
  

どの試合も面白そうですね。
特にNFCの49ers vs カウボーイズ、
AFCのビルズ vs ベンガルズの試合は、
見逃せません。

NFCは4チームのうち3チームが東地区のチーム。
「東が強い」
と言われていたシーズンそのものの結果となっています。

しかし本命は西地区の49ersと言われていますが、果たして。。。。。。



さあ、どうなるのか?


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