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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

さあ準決勝 第100代王者を目指し、気合入ってるか~?

2018年08月20日 | 高校野球

≪第100回全国高校野球選手権大会≫

【準決勝の見どころ】

第1試合  金足農(秋田) vs  日大三(西東京)

金足農・吉田がまたも快投を見せるのか?日大三の分厚い投手陣が迎え撃つ。

何といってもいま世間の話題は「金足農」「吉田」この二つのキーワードに集約されている。選手自体がこれほど注目されるのは、あの斎藤佑樹以来かと思わる。なにせ、スポーツニュースだけではなく、ワイドショーなんかもとり上げ始め困ったものだが、それだけ彼の実力が折り紙付きであるという証拠でもある。準々決勝の連投から1日空いたということが、彼にとってどう出るかということが試合の最大のポイント。1日空くということが、かえって疲れの出る体にしてしまったということはこれまでもままあったこと。疲れが取れてベストの状態に近づくというコンディションであれば、強打の日大三打線と言えども捕まえるのはかなり困難か。一方の日大三投手陣は、チームの守護神であり精神的支柱でもある左腕河村にどうつなぐか。しかし2年生の井上、廣澤と150キロ近い剛球を投げる長身投手がほぼ疲れのないコンディションで控えるだけに、投手陣の層の厚さでは一日の長がある。金足農としては、好調な打線で何とか先手を奪って、吉田で逃げ込む展開に持ち込みたいところ。そのためには、吉田の変化球の使い方がカギになるか。日大三としても、吉田の終盤の勝負強さは十分に承知しているでけに、中盤までにリードを奪いたいところだ。試合が終盤を迎えて僅差のゲームならば、満員の球場全体が金足農の背中を押すという雰囲気が作られることが予想されるため、こういう展開なら金足農が優位に立つ。いずれにしても、ロースコア必至のしのぎあいが甲子園のファンを沸かせることになるだろう。




第2試合  大阪桐蔭(北大阪) vs  済美(愛媛)

済美の山口が大阪桐蔭打線を抑えられるか?焦点はこの一点に絞られる。

いよいよ本領を発揮してきた”絶対王者”の大阪桐蔭。藤原、根尾、山田の中軸にホームランが飛び出し、「優勝候補対決」と言われた浦和学院を、いとも簡単に葬り去った。その底知れぬ実力は、すでに高校野球のレベルをはるかに凌駕しており、相手が止める術は限られている。その大阪桐蔭の猛打線に、済美のミラクルエース・山口が挑む。山口は質のいい球を低めに集めるプレースメント投球が得意。その投球で高知商、報徳とこの2戦、打線好調のチームを抑えきった。緩い球を混ぜながら大阪桐蔭打線にゴロの山を築くことができれば、十分に勝負できる。逆に星稜戦のように浮いた球をとらえだされると、かなり厳しい展開になりそうだ。一方大阪桐蔭の投手力、守備力は見事で、根尾・柿木の継投策はほぼスキがない。破壊力のある済美打線が、どこまで得点に肉薄していけるか。やはり大阪桐蔭優位は動かないと思われるが、済美は何かをやるチームという雰囲気を持っている。先取点を奪って中盤まで試合を進めることができれば、ジャイアントキリングも十分に可能とも思われる。大阪桐蔭は、この日も涼しい顔で、技術を突き詰めるアグレッシブな各選手のベンチでの姿が見られるかもしれない。そうなったときは、まさに無敵だ。



いよいよ準決勝の戦いが始まります。

どちらが勝っても、
感動を呼ぶ試合になりそうな予感。

準々決勝に続いて、
準決勝もまた、
「100回目の夏」にふさわしい激闘を!!



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