第91回選抜高校野球大会が開幕しました。
「本命なき大会」
と言われる今大会も、
ピカイチの好投手・奥川を擁する星稜の戦いが最も注目されているのは間違いないところでした。
その星稜は初日の第3試合で、
大阪勢大会3連覇を狙う履正社。
履正社は2本柱の投手陣に加え、
強打が看板。
奥川との対決を楽しみにしたファンが、
初日から球場に詰め掛けて満員の大観衆が見守る中、
第3試合のプレーボールがかかりました。
初回に星稜は履正社のエース清水の立ち上がりのわずかな乱れを突いて先制。
その裏、注目の奥川がマウンドに上がりました。
昨夏、そして秋と奥川のピッチングは見てはいましたが、
一冬超えて最上級生になった今、
彼が一体どんな成長を遂げているのか、
ファンは固唾を飲んで見守っていました。
その奥川。
初回、2回とやや制球にばらつきがみられるものの、
球のキレは抜群。
球速もさっそく151キロをたたき出して、
観衆にホ~ッとため息をつかせました。
そして。。。。
回を追うごとに、
奥川はその『すごみ』を存分に見せてくれました。
何しろ彼のピッチング、
球速、制球だけではない「投球センス」が抜群。
昨年の金足農・吉田輝星のピッチングにもワクワクしましたが、
奥川にもそれと同様、いや、それ以上のワクワクを感じることができました。
いくら春の段階とはいえ、
強打の履正社打線をまさに「手玉に取る」という形容がぴったりのピッチングを展開。
最終的に3安打、1四球、そして17奪三振という見事なピッチングで完封しました。
すごい、すごすぎます。。。。。
やっぱり奥川はすごかった。
夏も秋もすごかったが、
冬を超えて春、
もう一段グレードアップして、
甲子園に帰ってきてくれました。
そりゃ、
どこの球団も『1位確約』でしょうね。
いったい何球団が競合するんでしょう。
今から秋のドラフトも、
楽しみになってきました。
おっとその前に、
この選抜の優勝の行方も、
気になりますねえ。
もし奥川が全試合投げて優勝まで上り詰めたら、
あの江川が持つ選抜の奪三振記録も、
破ってしまうんじゃないでしょうか。
そんな「夢」さえも語れるほど、
すごいピッチングでしたね。
比較するとするなら、
あのマーくんの05年秋のピッチングをほうふつとさせました。
あの時のマーくんも超絶でしたが、
それと同じオーラを感じる、
奥川クンのピッチングでしたね。
いやあ、
初日からいいもの見せてもらったあ。。。。。
去年の根尾・藤原のコンビといい、
最近は本当にレベルの高い高校球児の活躍がみられるから、
甲子園から目が離せませんね。
第1試合の熱戦も面白かったですね。
大会の初戦からタイブレークになるかと思っちゃいました。
今後は天気の崩れもなさそうで、
桜が満開になるのと同時に、
甲子園では熱戦が展開されることでしょう。
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