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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ハルカンの話題など。。。

2019年05月21日 | 高校野球

高校野球はこの5月、
各地区大会が開かれ、
夏への前哨戦が花盛りです。

ここ関東でも、
埼玉県で高校野球春季関東大会が開催中。

習志野が選抜で決勝まで駆け上がったとはいえ、
お世辞にも他地区に比べてレベルが高いとは言えなかった今年の関東地区代表の選抜での戦いぶり。
しかし例年、
伝統校を中心にこの春から夏にかけて、
グッとチームが整備されていくというのが定番で、
そういった面からもこの「ハルカン」は重要な意味を持つ大会です。

ここ数年の動向を見ても、
2017年の花咲徳栄、16年の作新学院、
15年の東海大相模や13年の前橋育英など近年夏の選手権で全国制覇した関東の各校は、
この『ハルカン』で自分たちの立ち位置を確認し、
またこの大会で悔しさをも経験し、
夏への糧としています。

そんな観点から週末は大会を見に行きましたが、
今年に関していえば「う~ん」とちょっとうなってしまう出来のチームが多くて、
「まだまだ(他の地区との)差は埋まっていないかも」
というのがワタシの率直な感想です。

そんな中で準々決勝を勝ち抜いて4強進出したのは、
東海大相模、東海大菅生、専大松戸、山村学園の4校です。
図らずも今回は、
東京・神奈川・千葉・埼玉の『一都3県』が1校ずつという、
バランスのいい構成となりました。

近年ずっと強さを誇示して関東大会を席巻していた北関東勢は、
珍しくも4強を前にすべて敗れ去ってしまいましたね。

さてこの大会。
1回戦から登場のチームにとっては、
何と5日間で5試合という、
あり得ないような日程の中での戦いとなっています。(まあ、決勝に進出したらの話ですが)

この日程を見て感じたのは、
「この大会は最終的に目指すべき大会ではないので、まあいいところ3試合ぐらいでやめておいた方がいいんじゃないか」という事。
もしチームに2人しか投手がいない場合、
とてもじゃないですが最後までは持ちませんよ。

そんな状況で戦っているのは、
今回は東海大相模。
これまでの3試合、
何と5人の投手をつないで勝ってきていて、
どの投手も1試合限定の登板となっています。

図らずも投手陣の層の厚さを見せつける形になっている東海大相模は、
夏の暑い戦いにも全く動じない選手層の分厚さを誇っていますね。

専大松戸もプロ注目の横山投手が初戦で健大高崎を完璧に封じると、
昨日の準々決勝では打線が爆発しての勝利。
今大会は収穫の多い大会となっています。

ワタシが今年注目している東海大菅生は、
このチームが全国で十分に戦えるだけの戦力を整えているという事を示す大会になっています。
昨日は選抜出場の春日部共栄と対戦。
140キロ超を投げる相手エース村田を早々に攻略すると、
投げては先輩である巨人のルーキー高橋の高校時代をほうふつとさせるような安定感抜群のエース中村が好投。
2戦で11イニング無失点と無双状態になっていて、
「どうして俺たちを選抜に選ばなかったんだ!」
とプレーでアピールしてくれているようです。

そして埼玉の”新顔”山村学園。
新顔とはいえ、
明確に野球部の強化の姿勢が表れており、
部員も100人以上を抱える大所帯。
埼玉に新風が吹き荒れる予感も、
プンプンしていますね。

まあ、
4強に残った各校はみな特徴のあるチームで、
甲子園で見てみたいチームでもあります。

しかし今日は、
どんなにあがいても試合はできそうもないザーザー降りの雨。
1日順延されることは必至で、
逆に考えればいい休養になったことでしょうね。

大会の日程がどうなっているのかはわかりませんが、
昔は春季大会なんていうと、
「午前準決、午後決勝」
が結構当たり前に行われていたりしましたね。
今じゃ、考えられませんけど。

ということで、
何はともあれ「高校野球の観戦は、やっぱり楽しいなあ」と思った週末でした。


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