SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

むむむっ おかしいぞ

2010年04月23日 | サッカー
今日の読売新聞に、
気になる記事を発見。

【W杯招致 9候補探り合い】
2018年、2022年のサッカーW杯招致を目指して、日本招致委員会の犬飼会長が南米・欧州を歴訪している、という記事です。

忘れていましたが、
日本ってまたサッカーW杯招致に動いているんだって事が、
再度認識されました。

でも今の日本を取り巻く状況、
特に未曾有の大不況の中で苦しんでいる中小企業関連の予算が削られ、
増税や社会保障関連の負担がどんどん増えている状況の中、
サッカーのW杯招致にこんなに予算付けする感覚、
どうにもわかりません。

スポーツ関連だって、
事業仕分けで大幅にマイナースポーツの予算が削られていっているんですよ。
そんな中で、
サッカーのW杯招致活動。

何言ってんだ!!
という感じです。

2002年のときとは、
状況も何もかも、
すべて変わっています。

実際、
ほぼ全国民が熱狂したあの大会を経て、
サッカーが一般の国民に根付いていったのでしょうか。
その大会の本当の意味での収支、
どうだったのでしょうか?!

現状を見ると、
とてもプラスに働いているとは思えません。

先般も書きましたが、
ヨーロッパや南米のように”国民のスポーツ”という地位は、
獲得できていないと思います。

今回の招致活動において、
日本は開催に当たって既存の競技場を利用し、
新たな”ハコモノ”の建築は抑えコストを抑えたものにするといううコンセプトでしょうが、
そもそもW杯を日本で開催するという意義がどこにあるのか、
聞いてみたいものです。

何も20年に一度日本で開催しなくても、
何の損失もありません。

昨年招致活動をしていたオリンピックとは、
一線を画して欲しいものです。

単なる1競技の問題ですよ。

身の丈にあった論議を進めてもらいたいものです。

そもそも私の住む市だって、
雀の涙のような細~い予算の中から、
【サッカータウン構想】
だかなんだか知りませんが、
サッカーに予算を重点配分しているようです。

慢性的な悪路が続く市道、
いつまでも良くならない福祉関連。
その他問題は山積み。

こんなことをほっぽっておいて、
スタジアム改修に数億円!

もっとほかに使うところあるだろ!!!

いつも思っているワタシです。

国をひとつに!
町をひとつに!
するための施策が、
そんなことなんかい!

根本的に間違っているように思いますがね。


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