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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

強豪もたつく間に・・・・・・ツバメが高く舞う

2011年07月08日 | プロ野球

プロ野球はオールスターまであと2週間ほど。

オールスターを『ペナントレースの折り返し』なんていう表現をしますが、
その折り返しまでの各球団の戦いぶり。
明暗がはっきりと分かれていますね。

セ・リーグでは、
昨日の戦いを見るまでもなくヤクルトの勢いが増してきています。
投手陣にけが人続出などの誤算もありましたが、
『畠山の4番定着』『バレンティンの開幕からの大爆発』など、
予想もしなかったような嬉しい誤算もありました。

そして、
昨日の11回の攻撃中のベンチの雰囲気。
他チームにはない、
まとまって盛り上がる雰囲気でした。

この雰囲気がある限り、
今年のヤクルトは失速しないのでは、
と思っています。

十分に休みを取って出てくる由規、村中の両若手先発陣が、
ばての来る夏場に、
先発投手陣を救ってくれる救世主となることでしょう。


2位で踏ん張る中日は、
まさに『踏ん張っている』という表現がぴったりの今年の戦いぶり。

しかし戦力が整う夏場以降に、
一番浮上の可能性のある『怖い』チームです。

このチーム、
今年の大事なところでは岩瀬⇒浅尾への、
守護神の交代がある予感がします。

3位の阪神も、
なんだかよくわからないシーズンです。

新井・金本とチームの主軸が不振に陥っていますが、
昨日ようやく真弓監督は新井の4番を入れ替えました。

これからも『苦渋の決断』が続くシーズンになりそうですが、
チーム浮上のために監督が『勇気を持って』改革に取り組めるかが、
問われているシーズンだと思います。

ちょっと変わってきているのが実感できるのが4位の広島。
『変革前夜』の趣があります。
前田健太が昨年の輝きを取り戻すと、
意外にCS争いに加わってくる可能性がありますね。

巨人は、
今年は厳しいでしょう。

昨日の試合を見ていても、
『どうしちゃったんだろう』
という言葉しか思い浮かびません。

ここはひとつ、
太田あたりを1軍に再度呼び戻し、
ダメでもダメでも使い続けてほしい。

そして、
1年後2年後の中田(日ハム)を目指してほしいと思っています。

やはり自前で育て上げた『10年は大丈夫』の4番は、
チームにとってなくてはなりません。
ましてや巨人にとっては、
歴史的に見ても『そうあるべきもの』でしょうね。

横浜は、
去年に比べるとかなりいい戦いをしているという印象があります。
尾花監督の采配も、
かなり自分の色が出てきました。

しかし、
何かが足りない。

それを探しての後半戦の戦いになることでしょう。



さて、パ・リーグです。

ここはいずれにしても、
SBと日ハムの力が抜けていますね。

このままの展開で行くでしょうから、
CSの両雄の激突は、
見ごたえがありますね。

あとは何となく落ちそうで落ちない楽天が、
どこまで粘って3位争いに絡んでいくのでしょうか。

大爆発のカスティーヨを4番に据えたロッテ。
浮上のきっかけになると思います。

交流戦後半からの好調を維持するオリックス。
まとまったいいチームになってきました。
エース金子の復調も心強いばかりです。

以上5チームがCS進出をかけてつばぜり合いをしていく夏になりそうですね。

残りの西武は、
浮上の可能性は限りなくゼロに近いですね。

中村を除く主力の落ち込み、
やる気のない外人、
ローテを組むこともままならない投手陣など、
問題がこれほど出ているチームも珍しい。

いずれにしても、
首脳陣を刷新しての出直ししかないところまで追い込まれました。
32年ぶりの最下位。

暗黒時代は、
すぐそこまで迫ってきています。
(*長年のファンとして言うならば、これほど先の希望や望みのないチームになってしまったのかと、愕然とする思いですね。今年は中島がチームを去るのは既定路線。涌井もそのカウントダウンを始めた気がします。いっそのこと、若手に大幅にチームを切り替えて、菊池や大石をバンバン使ってほしいですね。そうしないと、ファンも納得しませんよ。)


さあ、
【真夏の戦い】
楽しく観戦しましょう。


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