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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ジュニアの魂よ、永遠に!

2012年05月04日 | NFL

なにげなく今日の新聞のスポーツ欄を眺めていて、
本当にショックなニュースを目にしてしまいました。

『NFLのスター、セアウ自殺か』

セアウと書いてあったので最初はぴんと来ませんでしたが、
Jr.Seau
のことだと分かってびっくり。

とはいっても、
ほとんどの人は、彼がどんな選手だか分からないことでしょう。

セアウというよりも、
セイオーという表記のほうが分かる人、
多いんじゃないでしょうかね。

NFL、サンディエゴ・チャージャーズの輝けるヒーロー。
フランチャイズプレーヤーだった『ジュニア』ことJr.Seauほど輝いたスターはいなかったかもしれません。

ワタシがたぶん、
一番好きだったプレーヤーかもしれません。

ヤング、ジェリー・ライス、エミット・スミス、・・・・・・
90年代のヒーロー数あれど、
彼の強烈なヒットは、
忘れることが出来ません。

ワタシがファンだったチームは、
最初はNFCのLA.RAMSでしたが、
あまりの体たらくと移転のうわさが絶えなかったことでだんだんと興味を失っていき、
ある時期からSD.Chargersをものすごく応援していました。

やっぱりあまり強くないチームでしたが、
その中でMLBとしてハードヒットを繰り返してチームを鼓舞し続けた若きスター、
これがジュニア.セイオーでした。

彼の存在感はすごく、
フィールドの中で常に輝きを放っており、
どこにいるかすぐに分かると言う存在でした。

94年シーズンの、
信じられないようなチームの快進撃と初のスーパーボウル出場を支えたのは、
紛れもなく彼の存在感でした。

カンファレンス・チャンピオンシップでのスティーラーズとの一戦、
残り1分での1stDown Goal を守りきった団結力。
それを中心になって支えた選手でした。

ハードヒットを食らわしたあとの下から突き上げるようなガッツポーズ、
今でも目に浮かぶようです。

それでいてサモア系の人すべてが持つ、
独特の明るさのようなものを持っている、
稀有な存在の選手で、
多くのファンや同僚のプレーヤーから愛され、
相手からは嫌がられながらも尊敬される存在だった彼。

そんな選手が、
引退後わずか3年余り、
若干43歳で黄泉の国に旅立つとは・・・・・・・・・
考えたくもありません。

死因は拳銃自殺だったとのこと。

何が彼を追い詰めたのか、
もしかしたら、
長年のハードヒットが彼の肉体に悲鳴を上げさせていて、
それが遠因になったのかもしれません。

いずれにしても、
またワタシのヒーローが去っていってしまった。

サンディエゴのジャック・マーフィースタジアムで、
彼の背番号と名前が入ったレプリカ・ユニフォームを着て応援した日が、
遠い遠い過去になってしまったような、
大きな衝撃を感じています。

もうこんなニュース、
耳にしたくないです。

合掌。


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