SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

いろいろな人の生きざまに触れた週末

2015年12月21日 | スポーツ全般

師走の晴れた日曜日。

前日に腰を痛めたようだったので、
ワタシは1日中家にいて、
どて~ッとテレビを見ていました。

とはいえ、
見るのはスポーツ関連の番組ばかり。

合間に速報をチェックしながらの、
ある意味至福の時間でした。

まず朝。

BSで楽しみにしていた番組は、
ラグビーのワールドカップにおける南アフリカ戦を振り返る番組でした。

田中、立川、真壁の、
勝利のキーマンになった3選手が、
あの南アフリカ戦のプレーを分析し、解説してくれるというものでした。

2時間の番組でしたので、
本当に内容の濃い、いい番組でした。
NHKスポーツドキュメンタリーの真骨頂の様な番組でしたね。
面白かった!

そしてまた、
最後のシーンには今更ながらに、
涙が出てしまいました。

日本ラグビー界の、
これまでの歴史でも最高の瞬間、
いや、
長い日本のスポーツシーンの中でも、
3本の指に入るぐらいの『輝ける一瞬』でしたね。

これまでずっと人気の低迷に苦労し、
ラグビー界を盛り上げようと奮闘してきた3人の言葉には、
本当に重みがありました。

田中選手の、
『4年前のW杯では日本に期待してくれたファンに本当に迷惑をかけたので、それから4年間は、日本ラグビーの為にと思って努力してきた』
という言葉は、
本当に重いです。

先日引退発表をした女子サッカーの澤選手の言葉にも、
それと同じ重さを感じることが出来ましたが、
マイナー競技の先駆者や、
新たなる地平に出て行こうとする者の言葉は、
本当に心に残ります。


その余韻に浸りながらチャンネルを変えると、
そこには若い選手たちが疾走する姿が。

そう、昨日は年に一度の都大路、
全国高校駅伝大会の日でした。

これからの日本の中、長距離界を担う選手たちが、
冬の京都を駆け抜けていきました。

今年は女子で世羅高校が大ブレークで優勝。
アンカーの向井さんの飛ぶような走りに、
日本の女子長距離陣の未来の輝きを見たような気がしました。

そして男子も、
去年に続いて同じく世羅高校が優勝。
大会2連覇を成し遂げるとともに、
仙台育英以来の男女アベック優勝を飾りました。

しかも大会新記録のおまけつき。
『神の領域』と言われた仙台育英の大会記録を、
11年ぶりに更新しました。
2時間1分18秒って。。。。

大体ワタシの中では、
2時間3分台を出せば優勝・・・・・というのが刷り込まれているので、
1分台って・・・・・!
まさに”驚異の大記録”ですね。
恐れ入りました。

世羅高校って、
男子も女子も、
同じ監督さんなんですね。
初めて知りました。

『午前の部』(女子)でにこやかに初優勝のインタビュー受けていたと思ったら、
今度は『午後の部』(男子)では大会新記録での連覇のインタビューを受けていました。

なんともはや、
『世羅強し!!』
を印象付けた、
今年の都大路でした。

そして夕方になってきて、
今度はお楽しみのサッカー、クラブワールドカップの3位決定戦が始まりました。

『にわかファン』になってしまったサンフレッチェ広島。
アジア・クラブチャンピオンシップでは分の悪かった広州恒大が相手。

前半開始早々に早くも先制点を決められて、
何とも寝覚めの悪い立ち上がりでしたが、
徐々に押し込み始めた後半に、
ドウグラスがヘッドで2ゴール。

キッチリと勝ちきって、
なんと3位をもぎ取りました。

このクラブワールドカップで3勝!!

広島はこの大会で、
大きく成長したのではないかと思いますね。

これからまだ、
天皇杯も残っています。

優勝で輝ける1年を締めくくってほしいと思います。

それにしても広島のサッカーは、
なんだかワタシのココロにグサッと突き刺さってくれるなあ。。。。。


ということで夜も更けてきましたが、
最後のお楽しみは夜7時から。

それは『クラブワールドカップ決勝』ではなく、
BSで放送された、
松井秀喜の特集番組でした。

松井ファンのワタシとしては、
『この番組だけは見逃せない』
と思っていたもの。

しっかり最初から最後まで、
見ることが出来ました。

その中では、
野村元監督などが、
『巨人の監督をやるべき』
と言っていましたが、
同時にNYでどれだけファンの心をガッチリつかんでいたかということがそこかしこに紹介されていて、
松井のファンとしては本当にうれしかったです。

ワタシは彼については、
『巨人の松井』よりも『ヤンキースの松井』という方がすでにしっくりくるようになっちゃっていますね。

巨人の監督姿も見てみたいのですが、
世界を股にかけて活躍する姿も、
見てみたいと思っています。

そして最後には、
日本プロ野球のコミッショナーとして、
日米をまたにかけて”野球の為”に尽力してもらいたいと、
そう思ったりしています。

狭い了見を超えて、
大所高所から、
野球界の発展に尽くしてもらいたいなあ・・・・・・。
これがワタシの望み。

これ、
松井秀喜という男にしか、
出来ないことだと思っています。

それをイチローや野茂なんかがサポートするなんてなったら、
日本の野球も、
確実に変わるんじゃないかと思います。

王さんや長嶋さんが、
なかなかできなかったことを、
松井にやってもらいたいですね。

そのための『修行』として、
今はいろいろなことに挑戦してほしいと思います。

それにしても、
改めて松井の20数年を見返してみると、
『本当にいい顔になった!』
と思いますね。

彼の素晴らしさの本領は、
絶対にこれから発揮されてくると、
確信しています。

ここからが本当の『松井秀喜の野球人生』。
そんな気がしてなりません。


そして最後、1日の締めは、
後半しか見られませんでしたが、
サッカー・クラブワールドカップ決勝。

残念ながらメッシのゴールは見逃してしまいましたが、
スアレスのゴールや、
MSNの3人のコンビネーションなど、
夢のようなチームの繰り広げるプレーの数々に、
魅了されました。

まあしかし、
会場に行っていたわけではないので、
テレビから流れてくる”映像”は、
日本でやっていようがスペインでやっていようが、
あまり変わりなかったですけどね。

『目の前で繰り広げられていた』
訳ではないので。

本音を言うと、
広島の試合の方が、
興奮したし面白かったです。


ということで、
長い1日。。。。。
朝9時(?)から夜9時半(?)まで、
延々といろんな競技やらドキュメントやらを見て、
盛りだくさんの1日でした。

あっ、そうそう。

ラグビーでは土曜日にヤマハが敗れて、
なんとワタシの地元、キャノンがグループ首位も見える位置まで上がってきました。
『お~~~~』
なんて、
盛り上がっています。

大学選手権では、
7連覇を狙う帝京大が準決勝進出を決めれば、
追っていく東海大も快勝で準決勝進出。
そして名門復活を期す明治も、
『い~感じ』ですね。

早慶は揃ってグループ敗退が決定。
やっぱりラグビーの戦力図は、
確実に変わってきているというのを実感します。

『絶対王者』帝京大に挑む東海大と明治、
今年はなんだか、
今までよりも面白い優勝争いになりそうな予感も……少しだけあります。


最後に。
『ポセイドン・ジャパン』
の愛称を持つ水球日本代表。

見事にアジア最終予選を制し、
リオ・オリンピック出場を決めました。

おめでと~~~!!!!

日本の快進撃は、
まだまだ続くぞ~!


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