SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

諸々の出来事について

2015年04月06日 | スポーツ全般

週末にかけてはバタバタと忙しく、
あまりスポーツに心を砕くことはできませんでした。
天気もあまり良くはありませんでしたしね。

しかし止まることを知らないスポーツ界。

この1週間も、
たくさんのイベントがあり、
たくさんの感動のシーンが観戦者の心に残ったことでしょう。


プロ野球は、
『久々に優勝を!』
と意気込んでいた、
前評判の高いセ・パの両チームが、
大苦戦の船出となってしまっています。

広島は頼みの前田、黒田でも勝てず、
昨日は勝ちを手中に収めながら逆転でのサヨナラ負け。

投打のバランスが狂っていて、
どこかで立て直さなければなりませんね。
ファンの熱狂的な応援に後押しされての逆襲を望んでいます。

かつて広島はいくら開幕後に快進撃を重ねても、
『(突っ走るのは)コイが泳ぐ季節まで』
要するに5月5日ぐらいまでで落ちていくというような、
ありがたくない異名を取っていました。

しかし今年は、
いっちょ『コイが泳ぐ季節から』ということで、
5月にかけて調子を出してもらいたいところですね。

幸いセ・リーグのペナントとは『だんご』になりそうな気配なので、
しぶとく一つ一つ返していければ、
と思っています。


もっと重症なのはパ・リーグのオリックス。

9試合を終了してなんと1勝8敗。
いまだ浮上のきっかけをつかめないままです。

なんといっても、
先発投手陣のコマ不足が痛いところで、
それを補って余りあるはずの『超重量打線』も、
さほど機能していないように見えます。

昨年の良かった時は、
4番のペーニャ、1番のヘルマンなどが活躍してピリッとしまった打線になっていましたが、
巨大戦力になった故にヘルマンをベンチに置いてのスタートとなり、
頼みの新四番・ブランコは全く機能せず。

そんなことから、
だんだん打線も深みにはまっているように見えます。

まあしかし、
1年の間にはどんなシーズンでも、
こういうことはあると割り切って立て直しをしてもらいたいと思います。

エースの金子の復帰とともに上昇曲線を描き、
上位を追撃していってほしいものです。

セでは巨人がようやく阪神に連勝して、
体勢を立て直し始めました。

阿部の捕手復帰という『劇薬』を使ってのことですが、
やはり今年は、
阿部はホームの後ろにでんと構えている姿が増えるのでしょうね。
個人的には、小林の逆襲に期待していますが。

パは日ハム、西武と『中位予想』のチームががんばりを見せています。

日ハムは打線がしっかりと機能していますし、
西武は予想以上に先発を中心とした投手陣ががんばりを見せています。

西武については、
決して打線が当たっているわけではなく、
先発1・3番手と目された岸、菊池の離脱という苦しい状況の中で勝ちを拾っていっていますから、
今後戦力が整い打線が上昇カーブを描いてくると、
結構戦えるのではないかと思ったりしています。

まあ、まだまだ一回りもしていない段階ですので、
何とも言えない部分ばかりではありますけどね。


さて、
そして書きたかったのは、
ちょっと古い話題になりますが、
陸上・男子100m、桐生祥秀選手の、
マイアミで出した【夢の10秒切り】、
9秒87という大記録についてです。

追い風参考とはいえ、
こりゃあすごい記録ですね。

ニュースを聞いていて、
興奮してしまいました。

桐生選手。
テニスの錦織選手、ゴルフの松山選手、
体操の内村選手、野球の大谷選手,ボクシングの井上尚弥選手らと並んで、
『日本人の常識を覆す、スーパーアスリート』
だとワタシは思っています。

風の音が聞こえてきそうなあの加速、
素晴らしい能力を持っていますね。

『日本人にはこの競技は無理』

とたくさんの競技で言われる、
その最たるものである【男子100m】というシンプルかつ過酷な競技。

単純に、『人類最速』を決めるこの競技に、
ついについに、
日本人で勝負できる男が出てきましたよ。

『彼ならやってくれる!』

との期待を持ちながら、
リオ五輪、東京五輪を楽しみに待ちたいと思います。


ポジティブから一転、
張本功氏ばりに『喝!!!』を入れたいのは、
高体連ハンドボール部。

先に行われた男子ハンドボール高校選抜大会で、
まさに『ありえない』失態を犯しました。

ご存じの方も多いとは思いますが、
事の顛末を。

事は準々決勝の浦添(沖縄)vs法政二(神奈川)戦で起こりました。
試合は34-33で浦添の勝利。
準決勝に進出です。

しかし法政二の監督から、
浦添の得点が1点多く記録されているのではとの抗議が試合中、そして試合後に入ったそうです。

抗議が通れば、33-33で同点。

レフェリー、記録員が試合後に確認したところ、
まさに抗議の通りだったとのことでしたが、
試合自体は『成立したものとする』との判断が下され、
法政二にも連絡されたとのことです。

しかしこの協議と決定が高体連から日本ハンドボール協会に連絡されたところ、
決勝戦の北陸(福井)vs浦和学院(埼玉)戦の、
なんとハーフタイム中に
日本ハンドボール協会から『この決勝は中止』との指令が出て、
そのまま【決勝戦の前半のみで】試合は中止され、
なんと両校優勝という裁定になったというのです。


これ、
まさに『ありえない』としか言いようがありません。


ハンドボールの高校全国大会という、
行ってみれば『世間の目に触れることのほとんどない』大会だったからこれぐらいの騒ぎで済んでいるものの、
恐ろしい運営の不手際と言おうか、
協会の怠慢と言おうか、
まさに『高校生の大会だと思って、なめてんのか?』という様な対応ですね。

突如決勝戦を”試合中に”中止にされてしまった北陸、浦学の選手たち、
全く納得していないことでしょう。

そりゃ、そうですよ。
突如前半だけで中止、
しかも自分たちとは関係ない試合のことで・・・・・・・・

納得できるわけ、ありません。

国際試合でこんなことやったら、
それこそどうなっちゃうんだか。

ハンドボールって、
昔から『中東の笛』なんて言葉があって、
『フェアとは全く思えないことが公然と行われている』競技だというイメージがワタシの頭にはこびりついたりしているのですけれども、
それにしてもこの主催者の不手際。
あってはならないことです。

決勝を途中で中止???????

俺が選手だったら、
到底耐えられないなあ。。。。

そんな風に思ってしまいます。


そして浦添、法政二の両校は、
3位として表彰されたそうですが、
何だか小骨が刺さったような思い、
ぬぐえなかったでしょうね。

運営者は、
『猛省』どころではないです。

選手達の、
『一生に一度の晴れ舞台』
だったかもしれない舞台を台無しにしたということ、
心に深く刻みつけてほしいものです。

そして選手や関係者は、
もっと怒ってもいいと思います。

そしてマスコミも、
こういったことこそ大きく報じなきゃダメですよ。


これが高校野球の甲子園大会や、
正月の高校サッカー、高校ラグビーなんかだったら、
このぐらいの騒ぎじゃすまないですよ。

マイナー競技だから、
世間に知らさないうちにことを穏便に・・・・・・なんて思っているんだったら、
大間違いってもんです。

なんだかこのニュース、
かなり経っているのに、
いまだに怒りが収まらないニュースです。


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