SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

切磋琢磨

2015年04月09日 | オリンピック

競泳の日本選手権が開催中です。

水泳ニッポンは、
戦前から戦後の『前畑がんばれ』、『フジヤマのトビウオ(古橋広之進)』、
そして72年ミュンヘン五輪の『田口、青木』時代、
それから20年ほどの低迷時代を経て、
88年の『バサロ』鈴木大地で復活を遂げた歴史を紡いできました。

92年には岩崎恭子選手の驚きの最年少金メダル、
そして00年のシドニーでの日本水泳陣の大躍進、
北島選手の五輪2連覇など、
輝かしい歴史がその後もずっと続いてきています。

まさに今、
『水泳ニッポン』
はその力を世界に誇示し続けています。

現在でも、
スーパースイマーの萩野選手をはじめ、
入江選手、瀬戸選手、
そして立石選手などキラ星がずらり。

世界選手権でも活躍が期待されています。


そんな中、
昨日は100m平泳ぎの決勝が行われました。

この決勝のレース、
たまたまライブで見ていたのですが、
その感想は一言『いいなあ、日本の水泳界!』。

ゴールまでずっと接戦が続き、
僅差で小関選手が優勝(連覇)。
2位には立石選手、そして3位には北島選手が入りました。

年の頃もちょうど、
ベテラン(北島)、中堅(立石)、若手(小関)と区分できるようですし、
今一番強い小関選手なんですが、
北島、立石といった『世界の』の冠が付く選手たちが壁になって、
『簡単にはトップに行かせないからな!』
という気迫を見せてくれており、
実にいい雰囲気、いい流れなんだなあ・・・・・と感じることが出来ました。

水泳ですから、
どの選手を熱烈に応援するという感じではなく、
『日本代表になった選手をまんべんなく国際大会で応援する』
という感じなのですが、
バランスのいい強化がなされているということは、
画面から伝わってきました。

同じことを、
卓球などでも感じることができますね。

逆に柔道などでは、
最近はあまり感じることができません。

昔は、
『世界で勝つより日本国内で勝つ方が難しい』
とたくさんの選手が発言しており、
国内大会こそ、
ピリピリという緊張感が伝わってきたものですがね。

ということで、
やはりスポーツの世界は、
『層が厚くなってくる』ことでの切磋琢磨があると、
本当に充実した強化ができるんだなあということ、
肌で感じることが出来ました。


この大会では、
まだまだ荻野選手の泳ぎとか、
この日の100mに続く200m平泳ぎなどにも、
注目しています。


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