SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

何から書こうかな・・・・・・

2014年09月22日 | 高校野球

東京は秋晴れのいい1日でした。

たくさんのスポーツイベントが行われましたが、
ワタシは、
この週末は結果のみを入れていたにとどまったので、
なんとなく書きたいこともあまりなく、
ぼやぼやしているうちに週明けとなってしまいました。


まずは大学野球。

東大が80連敗を”達成”したのはご愛嬌として、
明治の高山選手が、
2試合で5安打の固め打ち。

通算安打を85本として、
今季中にも100安打の大台に乗せる可能性が広がってきました。

高山選手と言えば、
言わずと知れたあの2011年の”最強”日大三のメンバー。

あの夏驚愕の打線で打ちまくったメンバーの中で、
シュアなバッティングと足で魅せる5番打者でした。

『三高のクリーンアップ』

として甲子園を沸かせた姿は、
ますます神宮でグレードアップしているようですね。

ちなみに、
そのチームで3番を打ったキャプテンの畔上は現在法政の4番、
4番を打っていた横尾は慶応の4番、
2番を打っていた金子(1学年下)は法政の6番を打ちます。

扇の要であった鈴木捕手は立教のレギュラー捕手です。

『三高の選手は上では伸びない』

なんてことを言われた時期もあったように記憶していますが、
彼ら”最強世代”のOBたちが、
そんな『世間の揶揄』を払しょくしてくれていて、
本当にうれしいことです。

卒業後のOBの活躍で言うと、
大阪桐蔭の選手たちがダントツで結果を残していますが、

『西の大阪桐蔭』
に対抗して、
『東の日大三』
と言われるよう、
頑張ってほしいと思いますね。

ちなみに、
1学年上のエースだった山崎選手は、
明治のエースで今秋のドラフト1位候補となっています。
(現在不調だそうで、今季先発から外れているのが気になりますが・・・・・)

あとは”最強世代”のエースだった吉永の復活が待たれるところです。


その他大学野球では、
密かに応援している大学が今季躍進を遂げていたり、
結構面白いことになっています。

『最後の大会』
である明治神宮大会に向け、
厳しい戦いは続いていきます。


プロ野球は、
巨人・SB共に『優勝寸前』までやってきています。

ワタシは今季については、
『順位争いにはあまり興味なし』
のスタンスです。

ポストシーズンについては、
CSのファイナルラウンドぐらいから、
徐々に興味を上げて行こうかと考えています。


今プロ野球で興味があるのは、
もっぱら≪個人≫のことについて。

個人とは言っても、
【個人記録争い】のことではなくて、
これと思った選手のプレーを見ることに、
もっぱら興味があるということです。

今ワタシが『絶対に見たい』と思っているのは、
大谷(日ハム)松井(楽天)森(西武)の3人。

いずれも20歳そこそこの高卒スーパー選手たち。

大谷クンは昨日久しぶりに乱れて厳しいピッチングとなってしまいましたが、
CSでの投球や、
日米野球での投球など、
『ここという時にどんな投球を見せるのか』
ということに本当に興味があります。

『大谷を見られる幸せ』

を今季はずっと感じて日ハムの試合を見ていましたが、
やっぱり今でも大谷の、特に投球を見るとドキドキしてしまいますね。


松井については、
高校時代から応援し続けてきたということがありますので、
1年目の今季はまさに『ハラハラ』し通しの投球でした。

しかし打たれたり四球を出したりしても、
『これが明日への糧となるのだ』
と耐えながら見ています。

徐々に『プロのローテーション投手としての投球になってきたかな?』
と思うところもあったりするので、
楽しみです。

松井クン、
今年はシーズンが終わっても、
休んでいる暇はないよ!

秋季キャンプに各種の試合など、
吸収できるものはすべて吸収して、
来季に大飛躍を遂げてほしいと思います。


最後に森クン。

一言で言うならば、
『西武の未来はすべて彼の肩に』
というところでしょうか。

やっとと言うかようやくと言うか、
田辺監督代行が重い腰を上げて森クンを『正捕手扱い』として試合に出し始めました。

そのバッティングが素晴らしいのは衆目の一致するところ。
しかしこれまでは、
代打での起用が主なところ。

『打てる捕手』
に何とか育ってほしいワタシとしては、
『その使い方じゃ、1軍に置いておく意味ね~じゃん』
とずっと8月中は思っていました。

しかし9月に入って、
田辺代行が『今後は森を正捕手として起用していく』と明言し、
その後は中心的に使っていっています。

その起用こそ、
スポンジで水を吸収するがごとく成長を続けるこの【大器】にはふさわしい。

久々に西武が手に入れた【宝物】の選手。
彼が育って早番チームの中心選手にならない限り、
西武の未来はないとまで思っています。

その位インパクトのある選手ですね。

勝手に来年のことに思いをはせているのですが、
来年はぜひ『3番キャッチャー・森』で1年間行ってほしいと思っています。

4番には勝負強く自分勝手なバッティングをしない浅村。
そして5番に今季以上に成長できる素地を持った怪物外人・メヒア。

このクリーンアップは、
インパクトありますよ。

他球団にとっては、
脅威だと思います。


よくお休みになる元本塁打王は、
ホームランだけを狙っても文句の出ない6番あたりに置けば、
それなりに機能すると思います。

4番???

4番は、
黄金時代の清原みたいに、
『タイトルはなくとも勝負強い』
選手じゃないと、
勤まらんよ。

特に優勝を狙う場合には。


投手陣やらを見た場合、
どんなに楽観的に考えても『これで優勝だ~~~~』とはなりませんが、
チーム改革の第一歩を記せる年にはなるかもしれませんね。

来年は、
今年の悔しさを背に、
F,L,Eの3チームでの優勝争い、
お願いします!!


さて、
話題をちょっと振って高校野球。

週末にかけて、
各地で秋季大会が花盛りでした。

もうすでに県大会が終了したという県もあったりします。
反対にまだ始まっていない県もありますが。


高校野球の秋季大会は、
『誰もが目指すべき大会』である夏の予選とは一味もふた味も違った趣があります。

まだ立ち上がったばかりの荒削りなチーム同士の戦いですし、
強豪で甲子園帰りであれば新チームの出来上がりは遅いという”特殊事情”もあります。

そして何より、
基本的に『週末』を使ってやる大会となりますので、
夏の暑い気候の中での『連戦』とは違って、
快適な気候の中で『各校のエース一本で・・・・』という戦い方も可能な大会なんです。

そもそも打撃が仕上がっていない秋の大会。

ワタシの見るところ、
秋の大会の各校の打撃は、
夏の選手権予選時の60~70%ぐらいですかね。


そういういろいろな要素があるので、
『選抜は出るチャンスが広がっている』
なんて世間では思われているようです。

まあ実際には、
夏の選手権の49代表に対して春の選抜は32代表ですから、
かなり狭き門であることは確かなんですけどね。


という前置きが長くなりましたが、
ワタシの注目する神奈川県大会ではこの週末に準々決勝が行われました。

県相模原  6-1 湘南学院
桐光学園  4-3 日大藤沢
平塚学園  2-1 横浜隼人
東海大相模 2-1 慶応義塾

この結果、
夏の予選で8強入りした県相模原が4強入り。
中学野球の名将から転じた前任校の川崎北で果たせなかった甲子園出場の夢を、
佐相監督が県相模原で果たせるところまでやってきています。

進学校でもあるので、
21世紀枠の目もないではありません。

対するは桐光学園。
評判の高くなかったチームで、
決して『強い勝ち方』で勝ち上がってきてはいないチームですが、
この秋の大会では逆転サヨナラが2試合。
なんだか今までにはないチームカラーの代だとも感じています。

『実力中盤クラス』
が集ったとされる県大会の左側のブロック。
果たしてどちらが【関東切符】を手にするでしょうか。

そして逆に、
『実力上位レベルの優勝候補がすべて入った』
とされた右側のブロックからは、
やはり【大本命】の東海大相模が上がってきました。

夏の甲子園で『ダントツの優勝候補』と言われていながら初戦敗退の憂き目にあった東海大相模ですが、
『短期間では立て直すのが難しい』と言われた中、
よく立て直してここまでやってきました。

吉田、小笠原という2枚看板を擁し、
打線でもキーになる選手がほぼ旧チームから残ったため、
そのポテンシャルは他チームと比べて断トツに高いと言われていたものの、
秋の厳しい戦いで大会の前半戦で強豪と相対するとヤバいのではないかと思っていました。

準々決勝の相手の慶応義塾は、
横浜をコールドで倒して、
『相模に肉薄する好チーム』
と言われていましたのでこの対戦は注目されていましたが、
東海大相模は吉田の好投で何とか逃げ切ることが出来ました。

たぶんこれから10月、11月に向けて、
東海大相模はグングンその力を整備していくでしょうから、
今後の戦いぶりがとても楽しみです。

一番心配されたここまでの戦いを、
何とか乗り切りましたね。

『実力全国NO1』

と言われるのはまず間違いないでしょうから、
関東大会のキップを掴み取って、
怒涛の進撃を見せてくれることでしょう。


しかしその準決勝の相手は、
近年、
『神奈川2番手組』から、
完全に『神奈川トップ』のカテゴリーに入ってきた、
平塚学園です。

若き八木監督の野球が浸透してきて、
しっかりと守って接戦をものにできるチームとなってきています。

それゆえ、
『まず取りこぼすことがない』
チームとなってきて、
上位進出時の常連になってきています。

横浜隼人、向上らと並んで、
神奈川の新しい顔のチームです。

準々決勝では、
横浜隼人と対戦しましたが、
1年生エース高田が見事なピッチング。

桐蔭、横浜隼人と下し、
いよいよ準決勝で東海大相模との対戦となりました。

高田投手も、
相模の吉田投手に負けないぐらいのポテンシャルを持った好投手。

しびれる投げ合いになる可能性大の、
面白い対決になりました。


右ブロックと左ブロック。

なんでこんなに・・・・・・
と右ブロックの各校は思っていることでしょうけど、
それもまた『完全ノーシード制』の秋季大会の面白味のひとつ。

そういえば、
群馬でも『なんでこんな早い段階で・・・・・』
という戦いがありました。


今年の春の選抜で『レギュラー中2年生が8人』という布陣で8強入りした桐生第一と、
記憶に新しい夏の選手権で『機動破壊』で甲子園を席巻した健大高崎が、
群馬県大会4回戦(ベスト16)で早くも激突してしまいました。

両校ともに関東大会に出れば『優勝候補』になっていたのは間違いなく、
ファンとしては何とも惜しいとしか言いようのない対戦だったのですが、
結果は健大高崎が7-6で桐生第一を振り切りベスト8へ。

健大高崎の『機動破壊』が、
秋の関東大会、そして来春のセンバツで見られること、
楽しみに待っていようと思います。


そんなこんなで、
今週末はまた激戦が繰り広げられるであろう高校野球。

11月からの『冬籠り』に備えて、
今は熱く激しい戦いが展開中です。

ということで、
『はしごも可能』
な今度の週末。

『昼は学生野球、そして夜はプロ』
なんてやってみよっかな。

あっそうだ、
相撲も開催中だったですね。

こちらも熱戦展開中ですね。


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