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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ラグビー日本選手権  改革の時

2012年03月14日 | ラグビー

ラグビーの日本選手権、
準決勝が日曜日に行われました。

準決勝のカードは、
先のトップリーグプレーオフをたすき掛けにした、

サントリー vs 東芝
パナソニック vs NEC

でしたが、
トップリーグ上位の2チーム、サントリーとパナソニックがキッチリと勝って決勝に進出。
予想通りの結果に終わり、
新味はありませんでした。

今年のトップリーグ、
2強サントリー、パナソニックが抜けている感じで、
それをフィジカルで強い東芝が追い、
そこからかなり差があってNEC、神戸製鋼、ヤマハらが追いかけるという序列でした。

トップリーグは開幕戦とならび、最後に”強いもの同士”の戦いを持ってくるため、
サントリー、パナソニック、東芝らはリーグ戦の最終節付近(1月下旬)で戦い、
その後プレーオフトーナメント(2月中)で戦い、
最後にまた、
この日本選手権(3月中旬)でも戦うということになります。

強いチーム同士の戦いというのは確かに見ていて迫力がありますが、
短期間においてチーム力というものは、
そう変化するものではないので、
同じような戦いが3度も続いて行われるということになって、
正直この日本選手権は、
ワタシもあまり興味がわかない状況になってしまいます。

ラグビー好きではない人にとっては、
『なんだか毎度同じチームがおんなじような戦いをしている』
と映るのではないでしょうか。

やはり大胆な改革が必要だと、強く感じました。

ワタシが思うのは、
リーグ戦にプレーオフは必要なのか?
ということです。

これを除ければ、
リーグ戦 ⇒ 日本選手権
という流れになって、
たとえばJリーグのシーズンと同じような感じになるのではないかと思っています。

Jリーグは、
12月上旬にリーグ戦を終了し(プレーオフはなし)、
その後天皇杯というカップ戦が組まれていますが、
それがいいのではないかなあ、
と考えています。

そしてラグビーも、
日本選手権は完全なカップ戦として、
学生チームやクラブチームに門戸を広く開いたらどうかなあと思っています。

32チームが集うぐらいでちょうどいいのではないでしょうか。

日本選手権は【伝統ある戦い】だというのは重々承知していますが、
このままのシステムを続けていって、
一般には分かりにくいままでいると、
ラグビーは『マニアだけのスポーツ』への道をたどってしまう感じがしますね。

ところで、
来週の日本選手権決勝。
戦いを前にしたサントリーとパナソニックの選手たちにとって、
どのぐらいモチベーションが上がっているのでしょう。

トップリーグPO決勝で、
すでに今季の決着は着いていると思っているワタシにとっては、
なんだかワクワク感はほとんどありませんね。

この最後の戦いで仮にパナソニックがサントリーを破ったとしても、
ワタシにとっての【ベストチーム】は、
サントリーに他ならないということだけ、
付け加えておきます。


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