昨日は、
サッカー日本代表のW杯に向けての国内最終強化試合であるガーナ戦。
とにかく時間がない中で、
3バックを採用したとか、いろいろなことが流れてきて、
楽しみに観戦しました。
西野監督になって最初で最後の日本のファンへのご披露。
まだシステムにも迷いがあるし、
それ以前に選手の選考も定まっていないという状況。
しかしW杯まではわずか3週間ほど。
いろいろな制約のある中、
強豪・ガーナの前に0-2と完敗。
ファンは「大丈夫かいな?」となっていると思いますね。
セルジオ越後さんも相変わらずの辛口評価。
しかし時間がないという中、
もうこれは「見守るしかない」ということですね。
ワタシは最近では、
日本代表に関しては、
本当に冷静に、熱くなることなく楽しんでみています。
06年ぐらいまでは、
本当に代表の動向に一喜一憂という感じでしたが、
今はそれも昔。
勝っても負けても、
「よくやった」
と拍手を送れる感じですかね。
しかし考えてみると、
本気でそのチームを好きでなければ、
いかにひどい試合をやられたところで、
罵詈雑言を浴びせる(心の中だけという場合もありますが)ことはないのではないかと、
最近は思っています。
”愛憎”という言葉がありますが、
本当にこの言葉、
スポーツ観戦でも当てはまるんだなあと思っています。
愛と憎しみは、
紙一重ですね。
そのチームを愛すればこそ……
そんな気持ち、
よ~くわかります。
昔からワタシ、
西武の試合見ていると、
ついつい楽しさを通り越して、
なんだか息苦しさを感じてしまうことがよくありました。
そして選手のプレーに対しても、
本当に辛口に見てしまいますね。
本来ならプロ野球なんて”娯楽”なんだから、
それを見て元気をもらったりストレス解消できたり。。。。
そんなことがなければ、見ている意味はないと頭では理解しているものの、
心は裏腹なことをしてしまうんですなあ。。。。
ままなりません、感情という奴は。
まあ、それもこれも、
チームへの”愛”が時として”憎しみ?”に変わってきてしまう・・・・・
そんなことなんじゃないかという、
気がしています。
一方で「そこまで心底好きじゃないし、はまってもいない」競技やチームの場合は、
非常に楽に試合を観戦できますね。
観戦していて逆にポジティブな面が目につく、
そんな気もしています。
(おお、あのプレーヤー、いいじゃん。とか、面白い試合だな~・・なんてね)
野球でいうと昔から阪神や広島のファンなどは、
負けても負けても、
憎まれ口をたたきながらキッチリ夕方になると試合を観戦し応援している。。。。。
そんなファンたちは、
まさに「本当の本気」
で応援しているということなんでしょうね。
愛すればこそ、感情をコントロールできないんだと思います。
(広島ファンは、最近感情のコントロール、容易でしょう。あれだけ勝てばね。)
サッカーでいえば浦和レッズのファンなんかも、
「どんだけチームを愛してんだよ~」
っていうぐらい、
ものすごいチーム愛にあふれていますね。
だからこそ、
納得のいかないプレーや試合ぶりには、
感情を激高させてしまうのではないでしょうか。
そんな観点からいうと、
ワタシの今のサッカー日本代表に寄せる思いは、
かつてと比べて薄いんでしょうなあ。。。。。
でも、
頑張ってほしいとは心から思っています。
まあ、
全力を尽くせば、
それでいいよ。
(こんなところがダメなのかもしれませんが)
世界を驚かせてやれ!!!!
2002年や2006年に思っていた熱い思いを、
2018年大会では感じることができるでしょうか。
大会はもうすぐそこですね。