やっぱり代表の試合は面白い

≪ブラジルＷ杯最終予選≫

【第５戦】

日本代表　　２－１　　オマーン代表


衆議院の解散があったり、
大女優・森光子さんが亡くなったり、
１日に２度も『号外』が出る実に印象深い日でしたが、
一日の最後を締めてくれたのはサッカー日本代表。

ザッケローニ監督になってから、
なんだか日本代表の試合を見るのが本当に楽しみです。

この感覚は、
Ｊ発足後の日本代表が快進撃を続けていたころや、
２００２年Ｗ杯に出場した頃の感覚に似ていますね。

しかしその『ワクワク度』は、
その頃の比じゃないかもしれません。

今回は香川、内田の２人が抜けるということで心配しましたが、
まあなんと言おうか・・・・・
層が厚いですねえ、今の日本代表は。

変わって入った清武や酒井なども全くチーム力を落とすことなくフィットしてくれますし、
決勝点の起点になった酒井高や戻ってきた岡崎など、
香川・本田・長友ら以外でもこんなに質の高い選手がいっぱいいるんだ、
ということに、
なんだか感動すらしちゃいます。

そしてザックがベンチ前でその姿を映すと、
なんだか『負けない』って気になるから不思議ですよね。

ジーコの時や岡ちゃんの時は、
『う～ん、不安』
と思っちゃってましたけどね。

その前のトルシエの時は、
『映すなよ』
なんて思っていました。（トルシエが嫌いだったから）


いずれにしても、
長友や両酒井の突破など、
日本はサイドからの攻撃がすっかり得点パターンとして身についてきたみたいですね。


いやあ、
これでまず間違いなく予選は突破できますね。
油断は禁物ですが。

本大会でどこまで高みに上っていけるかが、
今大会の日本代表に課されたミッション。
出るだけじゃあもう、
満足できません。

そしてＷ杯で予選リーグを突破するだけでも、
満足できない心と体になっちゃってます。

『こんなに身も心もメロメロにして、責任取ってよね～』
といったか言わないかは別として、
日本代表への『ワクワク感』はとどまるところを知りません。


ここのところ高校サッカーの県予選やＪ２下位チームのプレーなどばかり見ていたので、
あまりにもレベルの違うこの日本代表戦、
『ほ～』
と何度もため息をつきながらの観戦となりました。

最後に毎度のひとこと。
『あ～面白かった！』


＊余談ですが、この代表戦を見て、野球ＷＢＣの代表となんだか比較してしまいました。
　『あいつも出ね～こいつも出ね～』
　がサッカーにもあったとしたら、こんなつまらんことはないよね。

　本田も出ね～、香川も出ね～、長友も出ね～、
　国内組も超一流が出るとは限んね～
　っていうチームだよね、サッカーにたとえてみると。

　なんだか『野球の国際試合って、なんだろう』と、
　深～く思ってしまいました。

　野球もサッカーみたいに『代表戦』となったらＭＬＢの選手も我先にと馳せ参じる態勢になったら、
　今みたいに『ＭＬＢを目指させないように、云々・・・・』
　なんてこと、なくなるんだろうなあ。
　そうしたら張本のおっさんにも、四の五の言わせね～んだけどなあ。