SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

堅守のV バナソニック、押しても引いても、微動だにせず。

2015年02月02日 | ラグビー

《トップリーグ リクシルカップ》
【決勝】

パナソニック ◯ 30 (23-12 7-0) 12 ⚫︎ ヤマハ


夏の余韻が残る9月に開幕したラグビートップリーグの決勝が、
秩父宮で行われ、
パナソニックが初優勝を狙ったヤマハを破り、
見事な連覇を達成しました。

先週の準決勝で素晴らしい戦いぶりを見せた両チーム。
決勝が大変楽しみでしたが、
その予想を裏切らない素晴らしい試合となり、
満員に膨れ上がったスタンドは何度も大きく揺れていました。

勝負を決めたのは、
パナソニックの『素晴らしい』の一言に尽きる見事な守備力でした。

何度も突破を試みるヤマハのFW、そして大きく展開されバックスに渡ったボールも、
ことごとく集散が素晴らしく、接点にも強いパナソニックの守備陣が止めに止めまくりました。
最後の最後まで、ほとんどゲインラインを突破されないという素晴らしさでした。

そして一旦攻撃に回ると、
SH田中の素早い球さばきからの速い展開で、
最後は切り札の山田、北川らの快速BK陣がヤマハ守備陣を切り裂いて、
あっという間に点差を広げていきました。

この試合、
パナソニックは最初のショットでSOバーンズが腰を痛めたらしく、
今季の戦いの中での重要なピースを欠いてのこの決勝だったのですが、
そんなことは御構い無しの素晴らしい総合力を見せつけました。

やはり他の強豪チームと比較しても、
現在の力が一枚も二枚も上手だということを感じさせてくれた一戦でしたね。

今シーズンのパナソニック。
この決勝、先週の東芝に何もさせなかった準決勝、そして二次リーグでサントリーに圧勝した試合と神戸を大逆転で破った試合、
この4つの試合が、
彼らの『本気の試合』だったような感じでしたね。

4つとも、
『こりゃ凄い』
試合でした。

トップリーグでのパナソニックの充実ぶりは、
大学ラグビー界の帝京大と並んで、
『他チームの追随を許さない』
ように見えます。

ヤマハの清宮監督は試合前、
『ヤマハの時代が来る』
と語っていましたが、
なんのなんの。。。

まだまだ時代はパナソニックですね。

パナソニックの応援席には、
三洋時代からの長いファンと思われる人たちが大挙押しかけ、
熱い声援を送っていました。

彼らに支えられ、
今年もパナソニックに栄冠が輝きました。

来週からは日本選手権が始まります。

リクシルカップに出場がならなかったサントリーの巻き返しを、
ワタシは密かに期待しています。

両チームが対戦するのなら準決勝の舞台になると思いますが、
残念ながら『見に行くことが叶わない』花園が会場。

仕方がないので、
テレビでしっかり興奮させてもらおうかなと思っています。

それにしても。
寒い1日でしたね。


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