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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

中畑が吼える! 横浜DeNA 決意のキャンプイン

2012年02月02日 | プロ野球

プロ野球がキャンプイン。

初日から雨にたたられたキャンプ地はなかったようで、
まずは順調に各球団とも『正月』を迎えられたようですね。

初日の話題をさらったのは、
なんといっても横浜DeNAの新監督、
中畑清その人でした。

元祖・絶好調男の面目躍如といった感じですね。

絶好調よりもゼッコーチョーと書いた方が、
彼にはぴったりとくる感じですね。

お調子者だが根はまじめ。

監督になって最初に取り組んだのは、
とにかくチーム全体に蔓延する『暗~い』ムードの払しょく。

自主トレ期間からとにかく表に出て吼えまくり、
キャンプ初日の昨日も、
そのゼッコーチョーぶりは際立っていましたね。

しかし中畑清という男。
なかなか奥が深いかもしれませんよ。

現役当時は、
長嶋の深い信奉者として、
とにかく【長嶋命】を前面に出してのプレーぶりでした。

最初は『何真似してんだよ、お調子者が』と言われていたものの、
数年たって試合に出始めると、
だんだんとプレーが、
特に勝負強い打撃やチョンボが絵になるところなんかが、
そこはかとなく長嶋に似てきて、
巨人での人気ぶりもすごいものがありました。

【2代目・燃える男】
を襲名するのかと思いきや、
【元祖・ゼッコーチョー男】
になり、
ファンを魅了した男でしたね。

引退する平成元年の日本シリーズ、
最後の打席で左中間へ特大のホームラン。

本人よりもファンが涙、涙の瞬間でした。

ファンに感動をくれる男として、
愛された選手生活でした。


さて、
齢58にして引き受けた『泥舟』ともいえるチーム状態の、
ベイスターズ球団。

彼がどのようにしてくれるのか、
本当に興味があります。


あれだけクソミソに『ダメに決まってんじゃん』と言われた巨人の原監督、
世間の冷たい風もどこ吹く風の名采配ぶりを見せ、
今ではいっぱしの名監督です。

原をライバルとして現役時代を過ごしてきた中畑が、
どんな顔をして巨人に挑みかかっていくのか。
楽しみなシーズンの幕開けです。


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