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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

2022年ドラフト会議  波乱なく、淡々と終わった。

2022年10月21日 | プロ野球

2022年のドラフト会議。

目玉が少なかったという事もあり、
指名選手の一本釣りを狙った各球団が指名公表に踏み切り、
12球団中なんと9球団が指名を事前公表。

しかもそれが重複なしだったため、
ドラフト会議前日までにほとんどの球団の指名選手が【確定】という事になってしまっていて、
ドラマ性は非常に薄いドラフト会議となりましたね。

ワタシはなんか、
かつての「逆指名」を思い出していました。

あの頃はなんといっても巨人がブイブイといわせていて、
「好きな選手を自由に」獲っていたというイメージがありますね。

今は時代も変わって巨人は相対的にその地位を落としていて、
「ブランド力」も他のチームと横一線。
そんな気がする昨今のプロ野球です。


そんな中坦々と1位指名選手が発表。
その結果、
高松商の浅野選手が巨人、阪神の競合、
立大の荘司投手が楽天、ロッテの競合で、
2回抽選が行われました。

浅野の抽選では、
巨人・原監督と阪神・岡田新監督が並んで壇上に立ち抽選札を引きましたが、
その絵面を見ていて、
何だか遠い昭和の時代を思い出してしまいました。
ノスタルジックだったなあ。。。。。。

他のチームの首脳陣は、
ほとんど昭和の時代に活躍した世代の人は、
今やいないもんね。

結果、
浅野は巨人が引き当て、
原監督がお得意の「昭和の演説」をぶって獲得が確定しました。

浅野もなんだか昭和のにおいを漂わせる選手ですから、
意外に早く1軍デビューがあるかもしれないなあ・・・・・・
そんな風に思っています。

浅野の目指すところは、
まずはヤクルトの塩見、
そしてゆくゆくはヤクルト・山田って感じですかね。
それ以上になることも十分に考えられますが。。。。。
悪い意味で巨人に染まってほしくないなあ・・・・そんな風に思っています。

荘司は楽天が引き当てました。

そのほかではDeNAが大阪桐蔭の強打のキャッチャー、松尾を指名。
しっかりと育てて、
守備に打撃に大活躍の選手に育ててほしいと思います。

注目の二刀流・矢沢は日ハムに。
さっそく新庄監督が、
夢のある起用プランを話していました。

外野を守っている矢沢が、
ここという時リリーフでマウンドに上がり、
そしてその後また外野に戻っていく。。。。。

う~ん、
なんだか楽しげなプランだなあ。。。。。

プロでも能力のある二刀流の選手は、
今後増えていくと思われますから、
大谷に続いて矢沢が、
日ハムとともにいろいろと道を切り開いていくという姿を、
楽しみにしています。

オリックスは曽谷、SBはイツア、西武は蛭間と事前の指名公表通り選手を獲得し、
抽選を外したロッテは専大の菊池を獲得しました。

ヤクルトは東芝の吉村を獲得し、
着々と先発投手陣の薄さを補っていっています。


さて、
毎度のことではありますが、
今年も「指名確実、1位も・・・・・」
なんて言われていた選手が指名漏れとなりました。

毎度言われていますが、
やっぱり”マスコミの評価”はあてになりません。
スカウト等”プロの目”との違い、
鮮明になりますね。

まずは大阪桐蔭組。

大学4年生は大阪桐蔭が春夏連覇をした年のメンバーですが、
指名が有力視されていた立大・山田が指名されず、
早大・中川も指名漏れ。
そして最強と言われた今年の高校3年生からは、
中軸を打った海老根とエース・川原が指名漏れしました。

非常に意外でしたね。
ここ数年の大阪桐蔭卒選手がややプロで停滞気味なのと、
少し関係があるのかな?

そして「甲子園のヒーロー」近江・山田投手は、
待てども待てども指名の声はかかりませんでしたが、
ようやく5位で西武が指名。

しかしその瞬間、
こわばった表情を崩さず、
全く笑顔やホッとした表情を見せなかったのが、
非常に印象的でした。

内心かなり悔しさを感じていたのでしょう。
その悔しさを、
持ち前のド根性で晴らしていってほしいと思います。

そんなこんなで今年もドラフト、
終わりました。

いつもドラフトが終わると、
各球団ごとに点数が付けられるというのが習わしのようなものですが、
1年経ってみてその評価、
覆ることも多いです。

さらに3年、5年、10年とたって振り返ってみると、
思いもよらない結果になっていることが多々あり、
この時点ではまだ、どこが「本当にいいドラフトだったか」なんて、
全くわかりませんね。

ワタシのごひいき(だった)西武で振り返ってみても、
09年、10年に連続して6球団競合の菊池(花巻東)、大石(早大)を引き当てた時は、
そりゃあもう夢見心地だったもんです。

今でいうオリックスの山本、宮城のようなワンツーを夢想しちゃいましたが、
結果はご承知の通り。
(菊池は最後はエース格になりましたが、西武で本当に活躍した期間なんて、短い短い。。。。。しかもライバルのSBには、ただの一度も勝てないピッチャーでしたし。)

さらに昨年は隅田、佐藤の「大学球界左腕ワンツー」をまとめて獲得して、
「こりゃあふたりで20勝は堅い・・・・・」
なんて思ったものでしたが、
振り返れば20敗の方がよほど近い状況でしたし。。。。。。
(まあ、彼らはまだ若いので、今後どうなるかはわかりませんが。)


そんなことで、
SBが育成で14人もの選手を獲得したってことに、
驚きを隠せません。

それだけ獲得していくらダメになっても、
SBは再就職先として、
自社に再雇用してくれるというセーフティーネット、
張ってくれているらしいしね。
そりゃ、安心して野球に打ち込めるってもんだ。

そこから明日の千賀、甲斐が生まれてくるっていう、
そんな流れなんでしょうね。
ドラフト上手だよ、やっぱり。(制度をうまく利用している。)

ということで、
ドラフトはひとまず終了。
指名されてプロの門をたたく選手たち、
どうか頑張ってプロで花を咲かせてください。

ワタシはというと、
すでに気持ちは明日開幕の日本シリーズに、
全集中!!!(古いか!)



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