SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

KING KAZU

2011年03月30日 | サッカー

東日本大震災の復興に願いを込めたチャリティーマッチ。
震災直後からこの日のチャリティーマッチの開催に執念を燃やし、
『サッカーの選手はサッカーで』今できることを表現した、
素晴らしい試合となりました。

大船渡出身の小笠原や仙台出身の今野。
それ以外にも、
たくさんのJリーガーやサッカー関係者が、
心に傷を負いながら、これまでの推移を見守っていたのだと思います。

サッカーと言えば、
Jビレッジという『代表の本拠』も大きな被害に遭いましたよね。

復興へ、
とにかく一丸となってという姿が、
サッカー界からはビンビン伝わってきて、
スポーツを愛するものとしては本当に頼もしく思います。


さて、
昨日の試合で輝きを放ったのは、
何と言っても【キング・カズ】。

素晴らしかったですね。

まさかゴールを決めるとは、
夢想だにしませんでしたが、
久々に見たカズダンス。

最後の人差し指が、
魂のこもった力強さを奏でていました。

やはりサッカー界は、
カズとともにあると強く意識しました。

『何かを持っている』男だということを、
日本全国の人たちに強烈にアピールしました。

思えばワタシ、
Jリーグが開幕したころ、
そしてドーハの悲劇があったころは在外勤務で、
本当のカズのすごさはあまり見たことがありません。

カズのプレーで印象に残っているのは、
98年フランスW杯アジア最終予選第1戦での、
国立で決めたハットトリックぐらいですね。(ウズベキスタン戦でしたっけ)

それ以外は、
常に”下り坂の”カズしかお目にかかったことがありません。

ワタシ自身は東京ヴェルディの試合を、
近所だからということでよく見に行ったのですが、
その頃はもちろんカズはほかのチームの選手でした。

だから、
世間が「カズ、カズ」と騒いでいるころも、
なんだか今一つ実感はなかったんですが・・・・・。

昨日初めて、
44歳にして現役を続けるカズから、
オーラのようなものを感じました。
【スターの輝き】ですね。

まあ、
本田にも長友にも、
それは感じましたが。

震災地の復興に向けて、
今後もチャリティーマッチを行っていきたいと表明したカズ。
頼みましたよ!


最後に、昨日思ったこと。
『日本代表チームって、じゅうぶん2つ作れるな。おつりがくるぐらい、素晴らしい選手が多いな。』

両チームともに、
素晴らしかったことは間違いありません。

今年も盛り上がるであろうJリーグ。
素晴らしい戦いで、
彼らのプレーを待ち望む子供たちに、
勇気と希望を与えてあげてください。(もちろん子供たちだけではないのは言うまでもありませんが。)

 


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