東日本大震災の復興に願いを込めたチャリティーマッチ。
震災直後からこの日のチャリティーマッチの開催に執念を燃やし、
『サッカーの選手はサッカーで』今できることを表現した、
素晴らしい試合となりました。
大船渡出身の小笠原や仙台出身の今野。
それ以外にも、
たくさんのJリーガーやサッカー関係者が、
心に傷を負いながら、これまでの推移を見守っていたのだと思います。
サッカーと言えば、
Jビレッジという『代表の本拠』も大きな被害に遭いましたよね。
復興へ、
とにかく一丸となってという姿が、
サッカー界からはビンビン伝わってきて、
スポーツを愛するものとしては本当に頼もしく思います。
さて、
昨日の試合で輝きを放ったのは、
何と言っても【キング・カズ】。
素晴らしかったですね。
まさかゴールを決めるとは、
夢想だにしませんでしたが、
久々に見たカズダンス。
最後の人差し指が、
魂のこもった力強さを奏でていました。
やはりサッカー界は、
カズとともにあると強く意識しました。
『何かを持っている』男だということを、
日本全国の人たちに強烈にアピールしました。
思えばワタシ、
Jリーグが開幕したころ、
そしてドーハの悲劇があったころは在外勤務で、
本当のカズのすごさはあまり見たことがありません。
カズのプレーで印象に残っているのは、
98年フランスW杯アジア最終予選第1戦での、
国立で決めたハットトリックぐらいですね。(ウズベキスタン戦でしたっけ)
それ以外は、
常に”下り坂の”カズしかお目にかかったことがありません。
ワタシ自身は東京ヴェルディの試合を、
近所だからということでよく見に行ったのですが、
その頃はもちろんカズはほかのチームの選手でした。
だから、
世間が「カズ、カズ」と騒いでいるころも、
なんだか今一つ実感はなかったんですが・・・・・。
昨日初めて、
44歳にして現役を続けるカズから、
オーラのようなものを感じました。
【スターの輝き】ですね。
まあ、
本田にも長友にも、
それは感じましたが。
震災地の復興に向けて、
今後もチャリティーマッチを行っていきたいと表明したカズ。
頼みましたよ!
最後に、昨日思ったこと。
『日本代表チームって、じゅうぶん2つ作れるな。おつりがくるぐらい、素晴らしい選手が多いな。』
両チームともに、
素晴らしかったことは間違いありません。
今年も盛り上がるであろうJリーグ。
素晴らしい戦いで、
彼らのプレーを待ち望む子供たちに、
勇気と希望を与えてあげてください。(もちろん子供たちだけではないのは言うまでもありませんが。)