ラグビーの大学選手権第1日が、週末各地で行われました。
今年から新装なった大学選手権。
各リーグの代表を4つのプールに分け、
そのプールの中で総当たり戦を行って代表を決めていきます。
要するに、
サッカーのW杯やW杯予選のような形式。
分かりやすいといえば、わかりやすいですね。(サッカーで慣れてますもんね)
ということで振り分けられた強豪たち。
グループ分けは以下の通りです。
【プールA】 筑波大(対1) 関西学院大(関3) 法政大(リ4) 慶応大(対5)
【プールB】 天理大(関1) 流通経済大(リ2) 早稲田大(対4) 大体大(関5)
【プールC】 東海大(リ1) 明治大(対3) 日大(リ5) 近畿大(関4)
【プールD】 帝京大(対2) 立命館大(関2) 拓殖大(リ3) 福岡工大(地)
注) 対・・対抗戦 リ・・リーグ戦 関・・関西A 地・・地方
プールAは、対抗戦Gの首位・筑波が第1シードに入るブロック。そこに関西2位の関西学院大、対抗戦5位の慶応大が絡むという面白いグループです。
筑波の今季の力を図るうえでは、格好のグループになったと思っています。
プールBは、昨年準優勝で今季も関西Aリーグを制した天理大を第1シードに、力のあるリーグ戦2位の流経大、対抗戦4位ながら伝統の早稲田大が含まれる激戦グループです。
プールCは、リーグ戦1位の東海大と対抗戦1位同率の明治大が激突するグループ。両校の力の差は紙一重と思われます。
プールDは、対抗戦では優勝同率(進出順位は2位)に終わったものの、大学選手権3連覇を狙う本命の帝京大が圧勝しそうなグループ。
ということで始まりました、大学選手権。
第1戦の結果は以下の通り。
A | 筑波大 | 61-3 | 法大 | ||||
A | 慶大 | 29-17 | 関西学院大 | ||||
B | 早大 | 46-14 | 天理大 | ||||
B | 流通経大 | 57-0 | 大体大 | ||||
C | 東海大 | 40-3 | 近大 | ||||
C | 明大 | 34-5 | 日大 | ||||
D | 帝京大 | 65-3 | 拓大 | ||||
D | 立命大 | 43-12 | 福岡工大 |
プールBで、対抗戦4位の早稲田が優勝候補の天理に圧勝。
その伝統の力を見せつけました。
プールAでも慶応が関西学院に競り勝ち、
対抗戦Gのチームの充実ぶりが際立ちました。
厳しい対抗戦を勝ち抜いて選手権出場を勝ち取った各チーム、
さすがに戦力が充実しています。
東海、流経の2強を擁するグループ戦組がどう絡んでくるのか、
楽しみになってきました。
昨年の天理の大活躍で『復権』を強く印象付けた関西勢ですが、
どうやら今年は上位の出番はなさそうな気配です。
それだけ関東勢の充実ぶりが目立ちます。
本命・帝京に筑波が絡む展開かと見ていましたが、
どうやら早明の両校も絡んできそう。
明治は東海を倒さないと上はありませんが、
4チームの争いで雌雄を決するということになったら、
年明けの国立競技場は大いに盛り上がることでしょう。
FWの突進力と力か、
それともBKの決定力か。
はたまた・・・・・。
ラグビーシーンも、
熱く盛り上がってきています。