昨日のラグビーワールドカップ。
このワールドカップに向けて新設されたスタジアムでの初戦となる、
フィジーvsウルグアイの試合が行われました。
先日行われた日本とフィジーのこけら落としでこのラグビースタジアムを見てはいたのですが、
さすがに本番はひと味違いました。
会場の雰囲気、
よかったですね。
ワールドカップの試合が行われているという喜びが溢れているというか、
なんとも言えない「い〜い雰囲気」が溢れていると感じたのは、
ワタシだけではなかったのではないでしょうか。
試合も大激戦で、
アンダードッグであったウルグアイが、
あのフィジアンマジックを抑え切って勝利。
驚くような結果になりました。
日本のラグビー界にとって、
釜石という場所は本当に重要な地です。
言わずもがなの、
新日鉄釜石を生んだまさに〝日本ラグビーの聖地〟であり、
3.11からの復興の象徴でもあります。
昨日の試合前の黙祷で、
改めてこの地に起こったことに思いを馳せました。
そこから8年半。
まさに昨日、
未来への一歩が踏み出されたという意味でも、
意義深い1日となりました。
新日鉄釜石といえば、
真っ赤なジャージに身を包んだ、
まさにむくつけき「北の鉄人」。
ワタシは、
彼らの佇まいやプレーぶりが、
「ラグビーそのもの」
と刷り込まれて育った世代です。
輝く日本選手権7連覇を、
その選手達の眩しさとともに、
今でもはっきりと思い出すことができますね。
あの7連覇決勝の同志社戦。
ケガをおして出場した松尾が、
大きな8の字を書いて行ったサインプレーが見事に決まって取った決着のトライ。
スポーツのカッコ良さを凝縮したような、
素晴らしい瞬間でした。
そしてその時に国立競技場に無数にはためいていた大漁旗。
本当に昭和のスポーツシーンを間違いなく彩った瞬間でしたね。
新日鉄釜石がラグビー部を休部して、
もうかなりの年月が経ちます。
しかしその志はクラブチームである釜石シーウェイブスに受け継がれ、
連綿とラグビーの街はその情熱を受け継いで戦い続けています。
そして昨日、
ついにラグビーの最高峰、
ワールドカップの試合が新設のラグビースタジアムで行われたということです。
まるでおとぎ話のような、
そんな話で、
夢の中にいるような1日だったのではないかと思っています。
ワールドカップ招致に汗をかいたすべての人々、
そして釜石のラグビーを支えてきたすべての人々に、
心から「おめでとう」と言いたいです。
まだ釜石でのワールドカップも、
これで終わりではありません。
またすごい試合が、
目の前で繰り広げられることでしょう。
それにしても。。。
ワールドカップは、
本当に見逃せる試合はただの1つもないという、
スンゲー大会ですね。
改めてホスト国となった幸せを、
噛み締めています。
そして、
戦いは続く!
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