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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

オールスターの存在意義

2009年06月30日 | プロ野球

オールスターファン投票の結果が発表されました。

毎度のことですが、
実力とはやや違う投票結果が、
今年も現れました。

なぜか今年は、
例年ファン投票を席巻する阪神ファンが燃え上がった様子がなく、
阪神勢はファン投票ではひとりも選ばれませんでした。
(選手間投票で金本が選ばれましたが)

その代わりに広島勢が大躍進。
ファン投票で5人の選手が選ばれました。

パリーグでは、
日本ハムが3人、ソフトバンクが3人と、
上位から妥当な結果で選ばれました。


さて、
オールスターです。
昔は【夢の球宴】と謳っていました。

夏休みの一番最初に、
両リーグのスターたちが一堂に会して、
技を競い合う場でした。

本当にワクワクしたものでした。

当時、
『人気のセ・実力のパ』
なんていわれて、
キラ星のごとくスターが揃うセリーグを、
パリーグの“猛者”達が迎え撃つ構図が出来上がっており、
興奮しましたね。

野球中継は巨人戦のみ、
の時代でしたから、
オールスターぐらいしかパリーグの選手を見るチャンスがなかったのも、
本当のことろです。
(昭和40~50年代にかけて)

選手も『自分の名誉にかけて』戦っていたように思います。

それがいつの頃からか、
『その期間は休みたい』
『ちょっと怪我しているから』
挙句は、
『出る意義が見出せない』
なんて趣旨の発言をする選手まで出現。

もとより、
FA制度あり、
交流戦まで始まって、
もう誰も『セとパの選手が対戦をする』ことが珍しくもなんともない時代です。

そんな中でこのオールスター戦の存在意義も、
揺らいできている事は疑いがないですね。

私が考えるオールスターは、
メジャーリーグと同じように1年に1試合のみ開催。
そして、
選手は各リーグ15~20人前後しか選ばない、
というのはどうでしょうか。

よっぽどいい成績を残していなければ、
オールスターに出ることは出来ない、
としてしまった方がいいように思います。

そうでなく今までのやり方で行くのであれば、
どんどん人々の興味は薄れていくと思われます。

クライマックスシリーズの導入で、
優勝の存在意義も薄れてきている今のプロ野球。

オールスターも含めて、
ジワジワとボディーブローのように
『不人気』
が効いて来る様な気がするんですが。

いろいろな意味で、
ワクワク感の演出が、
今一番求められているように思います。

だって、
WBCはワクワクしたでしょ。
だからこそ、
あんなに盛り上がったんですから。

 


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