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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

正力松太郎賞 マーくんだろ、やっぱり!

2013年11月12日 | プロ野球

プロ野球界で最高の名誉とされる正力松太郎賞。

その年のプロ野球で、
最も素晴らしかった人に贈られる賞です。

西武が強かった80年代~90年代までは、
ワタシはこの賞にすごく焦点を当ててみていました。

それこそ【最高の賞】だという意識があったためです。

ちなみに西武が日本一になった年の受賞者は、
以下の通りでした。

82年 広岡達郎(監督)
83年 田淵幸一(内野手)
86年 森祇晶 (監督)
87年 工藤公康(投手)
88年 門田博光(南海・DH)
90年 森祇晶 (監督)
91年 秋山幸二(外野手)
92年 石井丈裕(投手)

広岡監督、森監督が計3度受賞していますが、
他は選手が受賞しています。

受賞した選手のうち、
『超絶した記録を残した』とか、
『ものすごい活躍をした』とか、
そこまでの選手はいなかったものの、
『この1年チームを引っ張った』
選手という感じがしましたね。

だからこの頃、
この正力賞は『MVP』と『最優秀監督』のうち、
よりインパクトのあったほうが獲るんだなあ、
と思っていました。

その後90年代後半~00年代になって、
この賞にもさほど注目せずに過ごしてきましたが、
昨日『今年の正力賞は星野監督』というのを聞いて、
何とも言えない違和感を感じてしまいました。

ワタシの感想としては、
『どう見てもマー君以外、賞にふさわしい人はいないだろう』
というもの。

今年のマーくんの24連勝という成績は、
94年のイチローの年間200本安打という成績をも凌駕するほどの、
『空前絶後、超絶な』
記録だと思いますけどね。

楽天の今年の成績は貯金23。
それに対してマーくんの個人の”貯金”が24ですから、
いかにマーくんが楽天の日本一貢献したのか、
分かろうというものですけどね。

ちなみに、
『超人的な』活躍でチームをVに導いた活躍をしたという点では、
95年のイチロー(オリックス)と98年の佐々木(横浜)が思い浮かぶんですが。
その時は二人とも、
指揮を執った仰木監督、権藤監督を抑えて受賞していますけどね。


いくらなんでも、
マー君以外に今年のプロ野球界で語られる人はいないでしょう。
やっぱり星野監督には悪いけど、
『大差で田中投手の受賞』
というのが順当だと思うんだけどね。

まあ、
選考委員が王さん、杉下さん、中西さんに山本浩二さん、
平均年齢も著しく高い人たちなので、
星野監督への思い入れが勝っちゃったんだろうけどね。

マーくんに始まり、マーくんに終わった。

そんなシーズンでしたよ、今年のプロ野球は。



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