SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ライバル物語

2009年07月22日 | スポーツ全般
昨日録画しておいた、
『夢をかたちに』スペシャル
ライバル伝説・・・・光と影
を観ました。

江川と西本の「巨人のエース」をめぐる葛藤、
そしてその背景など、
面白い構成になっていて、
引き込まれてしまいました。

83年の日本シリーズ第6戦、
9回に逆転した巨人が最後のマウンドに送り込んだのは、
エースの江川ではなくこのシリーズ大車輪の活躍をした西本。

江川も、
捕手の山倉も、
西本でさえ
「最後は江川」
と思っていたというのが面白かったですね。

西武ファンのワタシから見ると、
あの場面で
「西本」のコールがあったとき、
「負けた!」
と覚悟しました。

そして同点に追いついた10回、
コールされたリリーフ「江川」のアナウンスを聞いて、
「勝った!」
と確信しました。

そういうシリーズだったんです。

あのシリーズ、
西本の鬼気迫る投球はすごかった。

シュート、シュートで内角を突かれまくり、
西武のバッターはほとんど打撃を狂わされてしまっていました。

あのシリーズでは、
「西本」
がエースでした。

江川は、
シリーズ前に肉離れを起こしていたとのことですが、
私の記憶によると、
第2戦と3戦の間の移動日に、
異常なまでの投げ込みを行ったのではなかったかと思います。

そして、
第4戦に先発した江川が、
自らタイムリーヒットを打った打席で、
1塁に駆け込んだとき肉離れを再発・・・・・
したんだと思います。

江川自体が、
ちょっと普通じゃない状況だったんでしょうね。

西武は、
広岡監督の集大成の年。

マスコミも、
異常なまでに【球界盟主の争い】と煽って、
シリーズを盛り上げていました。

そこに、
1戦から7戦まで逆転に次ぐ逆転、
というシリーズを生んだのだと思います。

第7戦が終わったあとは、
しばし放心状態に陥ったのを思い出します。

ちなみに、
第5戦はレフトスタンドでの観戦で、
クルーズ選手の放ったサヨナラHRはワタシの前の列に落ちたのでした。

あの弾道、
目に浮かびますね。
打球が上がった瞬間、
『来るな~ あ~』
と叫んだ覚えがあります。

もう26年も前の話なんですね。
だいぶセピアがかった想い出になってしまいました。

(明日はもうひとつの物語『横浜vsPL』について書きます)


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