SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

松井監督の休養とGMの監督代行就任。 当然のことだけど、これでうまく回転するはずは・・・・ないよなあ。

2024年05月29日 | プロ野球

日曜日。

ラグビーリーグワン決勝の激闘、
大相撲夏場所千秋楽、
JリーグにBリーグ。。

ま~興味を惹かれる楽しいスポーツイベントばかりの中で、
なんだか世の不幸を一身に背負ったような、
西武ライオンズの監督、松井稼頭央の休養が発表されました。


なんだかこのニュース、
さらっと一通り見ただけで、
その日はほかのスポーツを見るのに忙しくて、
「あっそう」ぐらいに扱っていましたが、
昨日になってじっくりとニュースに触れて見ました。


まあ、
15勝30敗という体たらくな成績、
更にまったく展望が見えない戦い方とあって、
「松井辞めろ」
の大合唱がネットを中心に巻き起こっていましたから、
至極妥当な球団の判断という事が言えるでしょうね。

マスコミはやはり、
まったくそれまでと手のひらを返して、
「松井監督のせいばかりではない」
という論調に終始しているようですが、
まあ監督が責任を取るのは仕方ないですよ。

それでもワタシなんかまだ、
「野球はやっぱり甘いよなあ」
なんて思っちゃいますけどね。

サッカーの世界やNFLなんかでは、
こんなに待ってはくれないですよ。

しかも成績不振で辞めた監督を惜しむような論調の記事なんて、
あんまりお目にかかったこともない。
いずこも、厳しい論調でこれまでの不振を糾弾するという感じです。

「若手もだんだん育ってきた」

なんていいますが、
3年も2軍監督をやり、その上ヘッドをやって監督に就任。
その間若手野手は、
「ただの一人も」
水準以上の選手には育ってこなかったという事実が、
如実に現実を表しているのではないでしょうか。

GMが責任取って代理監督に就任しましたが、
ワタシは「そんなんなら、もう一度辻監督にやってもらえばいいのに」
なんて思っちゃいましたがね。

誰よりも今のこのチームのこと知っている人だし、
監督をやめた昨年からは、
ホント西武の試合をよく見て、解説してくれていますからね。

次の本格的な監督さんが見つかるまで、
2,3年やってもらったらいいのに。

なんか辻さんも、
現場に帰りたくって、うずうずしている感じが見て取れるんですがね、言葉の端々から。


まあ、
抜本的な改革としては、
あくまでプロの「チーム」という事だけで考えれば、
「親会社が変わる」以外に、
道はないと思っているんですがね、ワタシは。

今の西武という会社が、
ああいう姿勢でプロ球団を持ち、経営し、
あんな場所にある球場の移転も検討できないのであれば、
これからは年年歳歳、
どんどんほかのチームとの差は広がっていきこそすれ、
縮まることはないと思っています。

半世紀という時を経て、
またチームは「いつか来た道」に戻っていくという、
そんな未来像が見えてきている気がします。

あの時大英断でチームを売却し、
フランチャイズを移転して、
その後30年ぐらいは栄華を極めるチームを作ったんですから、
ここもまた、そういった英断が必要じゃないんでしょうか。

「西武ライオンズ」
というチームの歴史的使命は、
ほぼ終わったのではないか?
そんな風に思っています。


渡辺監督に代わって、
昨日は初めての試合が、
交流戦の中日戦という事で行われました。

ある意味注目された試合でしたが、
2日や3日であの弱いチームがガラッと変わるはずもなく、
例によって貧打で完封負けを喫しました。

セ・リーグはどのチームも粒ぞろいですから(パはオリックスと楽天がかなり厳しい状況なので、セよりは戦いやすいと思いますが。)、おっそろしいぐらい負けが込むんじゃないか、
そんな予想もしています。

まともに競り合えるのはヤクルトぐらい?

しかしヤクルトには、
近年こっぴどくやられているという想い出しかないからねえ。。。


ファンもチームに、
期待してはいないだろうなあ。

まあ、
渡邉監督になって、
あの負けても負けてもゆるい空気をまとっている『見る気もしない』ベンチの中が、
少しでも変われば、
ファンも応援してくれるんじゃないでしょうかね。

同じ埼玉のチームと言えど、
ライオンズはサッカーの浦和レッズと違って、
「支えてくれるが厳しい」ファンはいないですからね。
この体たらくがレッズに訪れていたら・・・・・と思うと、
あ~恐ろしい。

でもこのファンの「熱」が、
チームに決して緩んだ空気を許さないんですよ。
結果、チームにいい影響を与えています。


こんなかんじで、
負けても負けてもお構いなしで生きながらえるプロチームは、
昭和で終わりだと思いますがね。

あの時代は、
プロ野球のチームはただの会社の宣伝媒体ととらえられていたこともあったからね。
「負けてもい~んだよ」って感じで、ね。

今、時は令和。

リーグの流れについて行けないチームは、
退場も考えなければいけないんじゃないですかね。



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