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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲春場所  さあ、いよいよ胸突き八丁の5日間

2018年03月21日 | 相撲

大相撲春場所10日目。

前日まで全勝を守っていた平幕の魁聖が逸ノ城に敗れ初黒星。
一方の横綱・鶴竜は万全の相撲で全勝を守って、
初めて単独トップに立ちました。

後半ガタガタに崩れた先場所が思い出されるせいか、
大相撲中継ではテレビでもラジオでも、
「鶴竜は全勝だが、優勝ラインは12勝か13勝」
なんて言葉が多いのですが、
今場所の鶴竜はちょっと違うのではないかと思っています。

先場所よりも何か肩の力が抜けて、
ピーンと張りつめた感じがないように見えます。
先場所は一人横綱ということもあり、
張り詰めた糸が切れてしまった後半にガタガタと崩れましたが、
今場所はいい意味で糸に弛みのある(余裕のある)精神状態のようで、
それゆえ『崩れないのでは・・・・』という感じもします。

しかしここまでは、
対戦相手に恵まれているのも確か。

これからの5日間は、
胸突き八丁になりそうな感じです。

今日はまず逸ノ城。
難敵中の難敵です。

ここでどんな相撲っぷりを見せるのかで、
今後がかなり占える気がしますね。

その逸ノ城は、
昨日全勝の魁聖を力相撲の末寄り切りで破りました。

今やがっぷりになったら、
栃ノ心と並んで「角界一」の安定感と言われる逸ノ城の相撲。
その威力を見せつける一番でした。

栃ノ心と逸ノ城は、
ワタシの中ではすでに「実力は大関クラス」の力士。
これからの横綱、大関戦で、
どんな戦いぶりを見せてくれるのか、
大いに注目しています。

その一方の雄でもある栃ノ心。
昨日は大関・豪栄道との一番でしたが、
豪栄道が立ち合い大きく変化。

栃ノ心がついていけずに、
痛恨の一敗を喫しました。

痛い一敗でしたね。
昨日勝って、
今日からの優勝争いに向かいたかったのですが、
残念でした。

豪栄道についてはもう、
「栃ノ心には勝てない」
と思っているからこその立ち合いの変化ですから、
すでに栃ノ心との「現在の立ち位置」がわかろうというもの。
これ以上は、言わずもがなですね。

一方の大関・高安は、
初日から連敗の時は「ひょっとして休場か?」なんて思いましたが、
そこから状態を上げてきましたね。

今日の栃ノ心との一番、
大一番です。

鶴竜を筆頭に、
高安、逸ノ城、栃ノ心が追うという展開。
ある程度場所前から予想できた展開ですが、
それだけに残りの5日間は、
面白いことになってきそうです。

上位同士のつぶし合いの5日間。
これこそが大相撲の醍醐味です。
どうなるかわからないところが面白い大相撲。
今日からは、毎日が”決戦”です。


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