2015年センバツ 出場校予想

『春はセンバツから』

使い古された言葉ですが、
ワタシはこの言葉にグッと来てしまいます。

今年もセンバツ高校野球の選考会が、
来たる1月23日に行われます。
そこで恒例の、出場校の予想をちょっと。


≪第87回選抜高校野球大会≫

【出場校予想】

北海道（1）　　　　東海大四
東北　（3）　　　　 仙台育英
　　　　　　　　　　　大曲工
　　　　　　　　　　　鶴岡東
関東・東京（6）　 浦和学院
　　　　　　　　　　 木更津総合
　　　　　　　　　　　健大高崎
　　　　　　　　　　　常総学院
　　　　　　　　　　　東海大菅生
　　　　　　　　　　　二松学舎大付
東海・北信越（4）静岡
　　　　　　　　　　　県岐阜商
　　　　　　　　　　　敦賀気比
　　　　　　　　　　　松商学園
近畿　（6）　　　　 天理
　　　　　　　　　　　立命館宇治
　　　　　　　　　　　龍谷大平安
　　　　　　　　　　　奈良大付
　　　　　　　　　　　大阪桐蔭
　　　　　　　　　　　箕島
中国・四国（5）　　宇部鴻城
　　　　　　　　　　　岡山理大付
　　　　　　　　　　　米子北
　　　　　　　　　　　英明
　　　　　　　　　　　今治西
九州　（4）　　　　 九州学院
　　　　　　　　　　　糸満
　　　　　　　　　　　九産大九州
　　　　　　　　　　　神村学園
21世紀枠（3）　　松島
　　　　　　　　　　　富岡
　　　　　　　　　　　松山東


秋季大会の成績と地区の割り当て校数から、
32代表のうち25，6代表程度はすんなりと決まっていくと思われます。

21世紀枠を除くと、
激戦になりそうなのは、以下の枠。

東北3校目、関東・東京6校目、近畿6校目、中国・四国5校目。

まず東北は、
仙台育英が明治神宮大会を優勝したことで『明治神宮枠』として転がり込んできた3校目が激戦。
準決勝に進出した鶴岡東、八戸学院光星に花巻東の争いになりそうなのですが、
『試合内容で鶴岡東、実力で八戸学院光星』
が最後まで争いそうです。

『東北に優勝旗を』という悲願は高校野球関係者の間でも強そうで、
そういった点からは八戸学院光星が有力という気もしますが、
今年はどうも鶴岡東が選ばれそうな”予感”がします。

個人的には花巻東が、
秋季大会で延長15回引き分け再試合を2度もやっていることから選考してほしいと思ったりするのですが、
ちょっと難しいかなという気もします。


関東・東京の6校目は難航しそうですね。
関東8強の東海大甲府、平塚学園と、東京準優勝の二松学舎大付の争いです。
力で言うと3校ともに甲乙つけがたいという気がします。
打力の東海大甲府、投手力の平塚学園、総合力の二松学舎とそれぞれに色がありますし、
どこを出しても全国の舞台で暴れてくれそうな気もしています。
そんな中でワタシは、今年のチームであれば二松学舎を推します。
昨夏センセーショナルな『夏の甲子園デビュー』を飾ったチームの主力として甲子園狭しと暴れまわった大江－今村のバッテリーが残り、
チームの骨格はしっかりしている印象ですね。
東海大甲府も関東大会でその打線が爆発した試合もあり印象は強いのですが、
アピールできる材料が今ひとつ少ないのかな？という印象があります。
平塚学園は出場すれば初めての選抜となり、フレッシュ感は満載。
神奈川県勢はここの所関東大会では押されっぱなしの印象なので、出場できればうれしいですけどね、個人的には。


近畿の6校目は、
実力の近江と伝統校の箕島の争いになりそうです。
どちらも県1位としての近畿大会進出ですし、
箕島は選考委員にも『ファン』が多いと思われるので優位に立つのではないかという気がします。
箕島、池田・・・・・・・・高校野球にとっては、特別な響きを持った学校だと思います。
しかし実力では、夏の甲子園でその実力を見せつけた好投手・小川を擁する近江が一枚上との印象。
そのあたりがどのように選考に反映されるのか。見ものですね。


中国・四国の5校目は、
両地域の実力の対比ということも相まって、いつももめるところです。
今年は実力、試合内容、地域性などを加味すると、中国3位の米子北、そして四国3位の明徳義塾両校の争いになります。
両校を単純に実力で比較した場合、やはり過去の実績などからも、明徳の方が上回るという結果が導き出されると思います。
しかし今回、中国大会での戦いぶりや、そのフレッシュさという点などから米子北が浮上する可能性が高いのではないかと考えられます。
『明徳は、夏も出場するだろうし・・・・』
という声はまさか出ないとは思いますが、これまでの選抜選考の歴史を踏まえると、米子北が優位なのではないかと考えています。


ということで、
今年の選抜出場校を占っているのですが、
正直21世紀枠については分からないことも多く、
これまでも『まさか』という様な選考がなされたということも多くあって、
予断を許しませんね。

一応松島、富岡、桐蔭、松山東、八幡南の争いかなあ・・・・と見ています。
富岡はやはり、『富岡製糸場の世界遺産登録』という話題性があるのかなあと思ったりしますがね。
松山東は、今回の選抜においては【最有力校】であるのではないかと感じています。
とすると『文武両道枠』（ワタシが勝手に名づけているだけですが）は松山東ということになって、
同じような学校の沿革を持ちチーム作りも似ている桐蔭が、やや不利なのかという気もします。
まあ、明けてみなければわかりません。
一説には、『候補校の所属する高野連の当日のプレゼンのうまさが明暗を分ける』なんて言われてもいますしね。
そうなると部外者には、皆目見当もつきません。


まあ、
こうやって『あ～だ、こ～だ』と考えているのが、
『高校野球オヤジ』の冬の楽しみなんで、ご容赦ください。

まさに、
当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界。

結果が分かるのは、23日です。