≪全日本大学ラグビー選手権大会≫
【第2ステージ】 *主な勝敗
『A組』 筑波大 54-0 関西学院大
『B組』 早大 61-8 大体大
『C組』 東海大 45-36 明大
『D組』 帝京大 48-12 立命大
この結果、
A組・筑波大、B組・早大、C組・東海大、D組・帝京大が、
年明け1月2日の準決勝にコマを進めました。
アップセットが起こったのはB組の早大のみ。
後の3組は順当に【第1シード】が4強に進出しました。
昨日の試合で、
注目されたのはリーグ戦優勝の東海大と今年再ブレークの予感を漂わせる名門の明大の対決。
明大は対抗戦ではしっかりとしたラグビーを見せて3校同時優勝の一角を占めました。
当然この大学選手権でも久しぶりの優勝旗に狙いを定めていました。
しかし東海大は、
ここ数年リーグ戦を連覇し、
悲願の『日本一』に向けて戦力を充実させています。
戦前の予想では、
両チーム自信を持つFWの対決とみられていましたが、
同点の後半に試合を決めたのは、
東海のBK陣の『相手を切り裂く力』でした。
FWの縦への重圧で勝ち越し点を奪った後、
東海は立て続けにBK陣が2トライを奪い、
明治の息の根を止めました。
FWの縦への圧力と集散の速さ、
そしてBK陣の決定力の高さと、
点差以上にこの日の試合は『東海の圧勝』とワタシの目には映りました。
まさかの凡ミスが何本かあり、
この辺りは今後の修正点でしょうが、
やはり東海の力はすごいということを見せつけた勝利だったと思います。
明治は『前へ』の力がかなり過去数年よりもついたと感じたものの、
まだまだ【発展途上】のチームのように感じましたね。
しかしながら、
数年でここまでチームを持ってきた吉田監督の『復活へのシナリオ』、
着々と成果を上げているように思います。
去年より今年、そして今年より来年・・・・。
どんどん明治に対する期待、
高くなってきていますよ。
あの明治が復活し、
選手権の決勝に立つ夢、
もうすぐそこまで来ています。
復活への歩みを、
どうぞとめないでくださいね。
そしてこの激戦に先駆けて行われたのは4連覇を狙う帝京大学の試合。
帝京大学。
いよいよエンジンがかかってきた感じです。
関西2位にして、このプールで2勝を挙げてきた立命館との対戦も、
全く問題にせず圧勝して、
4強に歩を進めてきました。
昨年までの”連覇”のチームより、
BKの決定力はむしろ上ではないか、
というような気すらしています。
マニング、イラウアという2枚の『飛び道具』を持っている分だけ、
他校を戦力的に上回りますね。
やはり優勝候補のNO1でしょう。
追うのは東海でしょうかね。
そこに秋から冬にかけてグッと戦力を充実させて勢いに乗る、
筑波と早稲田がどう絡んでくるのでしょうか。
楽しみな4強対決となりました。
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