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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

優勝 取りに行くぞ ブレイブルーパス!  決勝は激闘の予感。

2024年05月24日 | ラグビー

≪ジャパンラグビー リーグワン≫  ~国立競技場~

【プレーオフ決勝】

パナソニック埼玉ワイルドナイツ   東芝ブレイブルーパス東京
(リーグ戦1位)            (リーグ戦2位)


さあ、
いよいよ近づいてきました。
ラグビーリーグワン決勝。

名門対決となりました。

『絶対王者』パナソニック埼玉ワイルドナイツは昨季プレーオフ決勝でまさかの敗戦。
確実視されていた優勝を取り逃がし、
今年は雪辱に燃えるシーズンを送ってきました。

シーズンは16戦全勝で駆け抜け、
ま~強い強い、
まったくスキというものを見せませんでした。

さらに言えば、
クロスボーダーゲームでも、
日本の4チームの中でただ一つ、
スーパーラグビーのチームを撃破。

さらにその戦い方がすごかった。
相手を全く寄せ付けないほどの強さを見せ、
日本ラグビー界でひとチームだけ、
「なんだか全く別次元でラグビーをしているような」印象を残してくれました。

ワタシの深くリスペクトする、
本当の好チームです。

さらに今年は、
長年チームを支えてきた堀江と内田が、
今季限りでの引退をシーズン最初に表明。

チームのモチベーションも、
いやがうえにも盛り上がっている感じですね。

普通に言えば、
このワイルドナイツの勝利で決勝は大団円となるのでしょうが、
一発勝負の戦いはなにが起こるかわからない。

昨年は2位で進出のクボタスピアーズ東京ベイが、
なんとワイルドナイツを下してうれしい初めての優勝に輝きました。


今年も何かが起こるかもしれない。。。。


その刺客は、
今年は日本ラグビー界の超名門、
東芝ブレイブルーパス東京となりました。

80年代までは新日鉄釜石、
そして90年代は神戸製鋼と、
長く連覇を続けたチームが日本ラグビー界を引っ張ってきましたが、
そんな中で常にその後塵を拝していたものの、
刺客として虎視眈々と栄冠に狙いを定めていたのが東芝というチーム。

それが花開いたのが90年代後半。
向井監督の「PからGO」というわかりやすい継続ラグビーで日本選手権を3連覇。

更に04年から06年度まで、
トップリーグでも3連覇を飾り、
最強時代を築きました。

その「栄光の10年」を過ぎると、
チームは会社自体の存続が危ぶまれるという事態に翻弄され、
なかなかチームの強化がままならなくなり、
ズルズルと力を落としていきました。

トップリーグ最後の5年間は、
せっかく日本ラグビーがワールドカップの活躍により盛り上がったのに、
それに反比例して成績を落とし、
9位、6位、11位、9位(2020年はリーグ中止)という成績となってしまいました。

東芝はすでに「古豪」という名で呼ばれて、
トップのチームの中には入り込めない感じになってしまっていましたね。

ワタシもこの時期もよくラグビー観戦にはいったものの、
コーフンする試合を見たという記憶はあまりなく、
何だか淡々と試合を見ていた感じですね。

「あの日本選手権の決勝とか、トップリーグの決勝なんていうコーフンは、もう味わえないのかな」
なんて思ったりもしていました。

「リーチがいるうちに」
はなんだかワタシの中でも大きなことで、
彼がすでに35の壁を越えた近年は、
「今年こそは」
という思いも大きくなってきていました。

しかし「絶対戦力が足りない・・・・・」というものは大きく、
パナやサントリー、神戸、トヨタなど、
外国籍選手にきらびやかな選手たちを揃え毎年強化を図ってくるチームとの差は、
いかんともしがたいという思いもありました。

一昨年、昨年のリーグワン。
やはり最後は「戦力不足」が顕著に表れ、
優勝まで駆け上がることはできませんでした。

しかしながら。。。。

2019年就任のブラックアダーヘッドコーチのもと、
着々と強化が進んでいることは実感できて、
今年は期待も大きかったですね。

そして昨年のワールドカップのあと、
あのオールブラックスのSOモウンガとFLフリゼルの二人がチームで戦うことが判明。
久しぶりに何だか自分の中でも「ワクワク感」が大きくて、
期待のシーズンでした。

そして開幕。

味スタでの2連戦、
静岡戦とサントリー戦で、
あのモウンガの活躍を見て「今年はもしかしたらやれるかも・・・・・」
という気持ちが大きくなりました。

その後も様々な選手が離脱したりしながらも、
その都度リザーブの選手が活躍して穴を埋め、
最終的には14勝1敗1分という、
黄金時代と見まごうような素晴らしい成績を収めてくれました。

しかしその1敗を喫した相手、パナは強く16連勝。
目の前にそびえる高い高い壁です。

さあ、
しかし失うものは何もない、
東芝の14年ぶりの栄冠を目指しての戦いとなります。

今の東芝は、
ケガで離脱していたジョネもリーチも戻り、
もちろんモウンガも戦列に復帰。

たぶんシーズンの中でも、
一番いいチーム状態だと思っています。

センターに少しだけ不安を抱えますが、
それでもベストに近い状態で臨むこの決戦。
「やってくれるのではないか」
との期待も大きいです。

なんだか、
激闘になりそうな気もしています。


日曜日、午後3時にキックオフ。

もうなんだか、
金曜日なのに、
今から待ち切れません。

「やっぱり決勝は、国立かあ・・・・・・」

というラグビーファンの少しだけのため息とともに、(やっぱり秩父宮がいい。。。。でも、言いません。)
決勝を楽しみたいと思います。


さ~て、
日本最強のチームはどっちだ!!!!




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