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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第89回選抜高校野球大会 論評は差し控えさせてもらいます・・・・・(涙)

2017年03月30日 | 高校野球

≪第89回選抜高校野球大会≫ ~甲子園~
【準々決勝】 

第1試合 履正社 (近畿) 8-1   盛岡大付(東北)
第2試合 報徳学園(近畿) 8-3   福岡大大濠(九州) 
第3試合 秀岳館 (九州) 9-2  健大高崎(関東)  
第4試合 大阪桐蔭(近畿) 4-2  東海大福岡(九州) 



なかなか時間の管理がままならない年度末。
センバツはたけなわですが、
見る時間(実況はもちろん、録画も)が取れず、
昨日の準々決勝は全く目に出来ませんでした。

今日も同じかな?
トホホホ。

倍速で飛ばし飛ばし見ても、
やっぱり2,3時間は雄にかかってしまいますもんね。
大会が終了してから、
じっくりと見ることにします。

ということで、
センバツの記事は書くに書けず。

センバツについては、
この週末にじっくりと録画した試合を見た後、
総括記事を書こうと思っています。

地元大阪と兵庫に、
大阪の選手が揃う秀岳館、
この4強になって、
まさに『阪神大会』の様相を呈してきたセンバツ。

史上初(?)の【夢の大阪決戦】に向けて、
いよいよ両校の勢いが加速してきた感じですね。

もちろん夏は80回、90回の記念大会(大阪から2校出場)を除いて『大阪決戦』があるはずもないので、
これは”春の選抜のみ”のお楽しみ。

ワタシの記憶が定かなら、
一番それに近づいたのは、
まずは81年のPL学園(優勝)と上宮(ベスト4)の時が最初で、
その後90年の近大付属(優勝)と北陽(ベスト4)、
そして98年の関大一(準優勝)とPL学園(ベスト4)
同じくその夏の関大一(ベスト8)とPL学園(ベスト8)
というところですかね。

81年はPLが吉村主将(元巨人)、西川投手(元南海)らを擁して”逆転のPL"花盛りのチーム。
あの名将中村監督の甲子園初采配の時でした。
そして上宮も初出場の時で、柚木投手という2年生の技巧派エースがいいピッチングをして、
それを笘篠(元西武)が強打で支えたチームでした。

90年は近大付が全盛期。
後藤投手を擁して、元西武の犬伏選手が主砲というスキのないチームで、
大会前から『優勝候補3強の一角』でしたね。
一方の北陽は名将・松岡監督の最後の甲子園采配になった大会でした。
近鉄にドラ1で指名された寺前投手。
若鮎が飛び跳ねるような躍動感あふれるフォームで、
キレのある球を投げ込んでいました。イメージはまさに、全盛期の西口(元西武)って感じですね。
この両チーム、
今でも語り継がれているのは準決勝。
近大付属は東海大甲府に対して延長13回サヨナラ勝ち、
北陽は新田に対して延長17回サヨナラ負けと明暗を分けました。

実はワタシ、
ごく近しい人に北陽のディープな関係者がいて、
この敗戦のすぐ後に連絡を取って話したのを思い出します。

会話の中では、
『松岡監督に何とか勝たせたかった』
ということと、
松岡監督もその人も異口同音に、
『決勝で近大付属だったら、自信があった。勝てたのになあ・・・』
と思っていたんだ、ということを言っていました。
『返す返すも残念』という言葉とともに、
松岡監督は静かに甲子園のグラウンドから去っていった試合でした。

98年は横浜が松坂で春夏連覇を成し遂げるのですが、
それに立ちはだかったのが大阪の2校、
PLと関大一でしたね。

PLは昭和後半の全盛期の後、
もっとも光った1年でした。
粘り強く春も夏も『最強』と言われた横浜に食い下がった姿は、
まさに『PLここにあり』を強く印象付けたものでした。
一方の関大一は、
尾崎監督のもとエース久保(DeNA)を擁して春夏ともに大活躍でしたね。

『超伝統校』の光輝いた1年でした。
その前も後も、
甲子園に届くことはない関大一、
たった1年であったればこそ、
この光はまさにまばゆいばかりに輝くのだ・・・・・と思います。


そんなこんなで、
何度も『今度こそ・・・・』という浪速の高校野球ファンが待望した【決勝での大阪決戦】、
いよいよ現実味を帯びてきました。

大阪のファンにとっては、
大阪大会などで何度も対戦している両校だけに、
目新しさは全くないでしょうが、
ワタシ達『ほかの地域の高校野球ファン』にとっては、
履正社vs大阪桐蔭
という対戦は、
『いったいどんなことになるのか?』
とワクワクする対戦ですね。

今年は履正社の前評判が高く『候補筆頭』で、
大阪桐蔭はそれに続く『対抗馬1番手』でしたので、
より興味は尽きない・・・・って感じです。

これまではなんとなく『やっぱり桐蔭の方が上かな?』ということが刷り込まれているので、
『履正社の方が評判が高い』今年の対戦というのは、
『どう転ぶかわからない感』はすごく強くて、
面白そうですね。

まあ、今日の準決勝に勝たねば、
その夢の対戦も実現しないので、
がんばってほしいと思っています。

大阪桐蔭も履正社も、
『監督さんが長く苦労してチームをここまで引っ張り上げてきた』チームなので、
その両校の対戦には、
心躍ります。

そういう意味では報徳にも頑張ってほしいのですが、
あまりにも『永田監督との最後の絆・・・・』みたいなものが取り上げられすぎると、
どうも引いちゃう自分がいたりします。。。。。

いずれにしても、
『関西決戦』に向け、
がんばってください。

それにしても近畿勢、
毎度のことながら、
本当に強いなあ。。。。。。



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1 コメント

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まさしく高校野球の本場大阪(^^)☆ (なにわのヒバゴン)
2017-06-24 17:53:14
大阪新旧の超名門、79年の浪商×PL決戦もあと一歩で幻に終わりましたね。牛島に対して小早川・阿部らの強打者がどう挑んだのか大阪人としては興味深いところです。
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