≪第89回選抜高校野球大会≫ ~甲子園~
【準々決勝】
第1試合 履正社 (近畿) 盛岡大付(東北)
第2試合 報徳学園(近畿) 福岡大大濠(九州)
第3試合 秀岳館 (九州) 健大高崎(関東)
第4試合 大阪桐蔭(近畿) 東海大福岡(九州)
近畿勢が3校、そして九州勢が3校。
両地区代表のコンディションの良さ、強さが際立つ今年の選抜。
8強に残ったチームが、
いずれも『今年2校ずつセンバツに送り込んだ府県のチーム』というのも、
何かを示唆しているようで面白いですね。
さて、準々決勝の展望を。
第1試合 履正社 (近畿) 盛岡大付(東北)
履正社はエース竹田が安定した投球を見せ、スキがない。2回戦では相手左腕に抑え込まれたが、この準々決勝でも相手盛岡大付属のエース三浦は同タイプの左腕。2回戦の反省を持ってどう打線を修正してきたか。盛岡大付属としては、2回戦同様三浦が大胆に相手の内角を攻めて失点を最小限に抑えられれば勝機を見出せる。打線は竹田の低めの変化球を見極められるか。履正社優位だが、盛岡大付属の試合の入りによっては波乱も。
第2試合 報徳学園(近畿) 福岡大大濠(九州)
試合の焦点は、昨日も完投した福岡大大濠の鉄腕エース・三浦次第。まずは先発してくるのかどうか。そして先発してきた場合、昨日までのようにしっかりと内外角にコンビネーション良く速球・変化球を投げ込めるか。報徳学園はエース西垣に圧倒的な安定感がある。この西垣を古賀・東を軸にした福岡大大濠打線がどう攻略していくのか。心情的には福岡大大濠の健闘を期待したいところだが、コンディション的には報徳に一日の長がある。
第3試合 秀岳館 (九州) 健大高崎(関東)
連戦となる健大高崎だが、昨日は『投の3本柱』を3人ともに登板させずに試合を乗り切った。とは言っても前々日には延長15回を戦っているだけに、疲れは忍び寄っているはず。秀岳館は田浦・川端の『2枚の左腕エース』の出来が出色。今大会屈指の投手力を誇っており、崩すのは容易ではない。健大高崎としては、やはりチームの最大の武器である【機動破壊】を駆使して打開していきたいところ。小野寺・安里らが走りまくる展開になればしめたものだ。
第4試合 大阪桐蔭(近畿) 東海大福岡(九州)
2回戦でややスキを見せた大阪桐蔭だが、最後は力でねじ伏せ底知れぬ能力の高さを見せつけた。一方東海大福岡は、清宮の早実を撃破してチームは乗っている。東海大福岡が勝利をつかむためには、1にも2にも、エース安田の好投が不可欠。そしてやや不安の残るバックが守備で足を引っ張らないことが肝心だ。大阪桐蔭としては、いつも通りのどっしりとした戦い方でいいだろう。7-3で大阪桐蔭に分があると思われるが、東海大福岡の『ノリの良さ』も結構見逃せない。
大会前の予想通りの4強になるのか?
はたまた波乱が演出されるのか?
楽しみな準々決勝、始まります。
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4日目。 早稲田を応援しましたが敗退。
秀岳館も関西が中心、興味が薄れて後はTV観戦。
桐蔭:履正社になったら最悪。このケースは殆ど
桐蔭強し。
公立高校が数校残っていれば高校野球は盛り上がります。