サッカーアジアカップ準決勝。
日本は韓国をPK戦の末に破り決勝に進出しました。
深夜の日本列島に、
雄叫びがこだまする夜となりましたね。
それにしても、
すごい試合だった。
延長後半、
たぶんあと1分というところで追いつかれるなんて、
『ドーハの悲劇 再び』
というフレーズが瞬時に頭の中に浮かんでしまうような戦いでした。
何かが起こる日韓戦。
やっぱりすごい試合になりました。
しかし昨日の日本代表は、
後半の最後のほうからは足が止まり加減になりましたが、
それまではパスをつないで見事な戦いぶり。
『日本代表のサッカー』
を貫いてくれました。
特に最後まで運動量の落ちなかった本田、
中盤で攻守の形を作った遠藤、長谷部、
ものすごいの表現がぴったりする長友など、
きらきら光る選手たちの活躍が、
なんとも頼もしく映りました。
最後の最後で同点弾をくらってしまいましたが、
ディフェンスはやはり、
かなめになる選手が欲しいですね。
闘莉王と中澤ががっちり中を固めたワールドカップのチームは、
やはりディフェンスの面では今のチームよりも一枚上の印象です。
しかしその部分に経験値が加わり安定感が増せば、
このチームは本当にとんでもなく強いチームになるかもしれません。
そんな期待を抱かせてくれる、
好チームとなりました。
さあ、
決勝のオーストラリア戦です。
失うものは何もない戦い。
見事な快勝でアジアの冠を抱く選手たちの姿が、
はっきりと瞳の奥に見えます。
日本中が絶叫に包まれる夜の続きは、
土曜日です。