ソチ五輪 スマイルジャパン 初陣は惜敗！

≪ソチ五輪≫

【第3日】

女子アイスホッケーB組第1戦

　日本　●　０（０－１，０－０，０－０）１　〇　スウェーデン


女子アイスホッケー日本代表【スマイルジャパン】の初陣は、
強豪のスウェーデンとの対決となりました。

B組は『下位グループ』で、
スウェーデン、ロシア、ドイツ、日本の4か国から、
総当たりで2チームが勝ちぬけ。

日本は今大会のすべての国が『日本より各上』の相手ですから、
ひとつも楽なゲームはありません。

そんな中、
『比較的くみしやすい』
と思われたスウェーデンとの対戦で1勝を狙いました。

試合は立ち上がりからスウェーデンがパックを支配。
攻められるシーンが多く、
逆に堅守からの速攻を狙いたい日本でしたが、
どうも緊張からか相手のプレッシャーからか、
いつもの華麗なパック捌きが見られないシーンが続きましたね。

散発的にチャンスはありましたが、
試合の印象としては、
『よく0-1で収まったな』
という感じのものでした。

『力の差を見せつけられた』
とまではいかないものの、
やはり『差はあるなあ』というのが偽らざる心境です。

それでも時折見せるパス回しには、
日本の良さも見ることができて、
第2戦、第3戦も楽しみになってきました。

このオリンピック。

大目標は『メダル獲得』ですが、
その前にワタシとしては『なんとかして歴史に残る1勝』を狙ってほしいですね。

これが達成できれば、
本当に彼女たちにしてみれば『素晴らしいオリンピック』になれるのではないかと思っています。

昨日のスウェーデンをはじめ、
ロシア、ドイツ。

印象では、
『でけ～～、つえ～～～』
という体の選手ばかりって感じです。

それを、
サッカーの『なでしこジャパン』並みに技術とスピードで凌駕していく。

そんなシーンが見たいですね。
痛快ですよ、そうなったら。

日本人が昔から大好きで、
『なでしこ』のW杯優勝の時に国民全部が熱狂した、

【柔よく剛を制す】
【小粒でもピリリと辛い】

という”痛快活劇”、
このソチでも見せてほしいですね。

そしてこのアイスホッケー女子【スマイルジャパン】がしっかりと強化できる基盤を作り、
また数年かけて、
今度は本当の意味での【世界の強豪】に脱皮する姿を、
追いかけていきたいというのがワタシの『夢』です。

その第一歩としての昨日の試合、
しっかりと見せてもらいました。

頑張れ、スマイルジャパン！

勝負はこれからだ！！