メジャーリーグの戦いが熾烈さを増す10月。
ALCS【アメリカンリーグ・チャンピオンシップシリーズ】で、
テキサス・レンジャースがニューヨークヤンキースを破り、
創設50年目にして初めての優勝を飾りました。
それにしても、
元広島のルイスがこれほど好投しようとは。
まったく予想できませんでした。
相手がNYヤンキースだけに、
最後は押し切られてしまうんだろうなあ、
がワタシの戦前の予想。
しかし、
レンジャースは好調の打線でヤンキースを粉砕し、
4勝2敗での初Vを成し遂げましたね。
おめでとうございます!!
ダラスは盛り上がってるだろうな~。
レンジャースといえば、
打線を前面に押し出したチーム、
という印象がありますね。
しかしそれだけに、
安定してペナントを戦い抜けるチームではありませんでした。
90年代まではオークランド、
その後シアトルやアナハイムに頭を抑えられ続け、
西地区の制覇もままならない時代が長く続いたという印象です。
何しろ夏の暑い地域です。
西地区のチームは、
レンジャースを除く3チームはいずれも西海岸に位置し、
『夏は涼しい』
地域。
それに引き換えレンジャースのあるアーリントンは、
夏は40度になることも珍しくないほどの『砂漠気候』の真っ只中に位置していたため、
『夏ばてチーム』として8月にずるずると落ちていく・・・・・
というのが定番でした。
今年はそれをも克服して年間90勝を上げました。
堂々の優勝です。
さあ、
いよいよワールドシリーズ。
私の願いとしては、
サンフランシスコがナ・リーグを制して『西地区決戦』になって欲しいのですが、
どうなるでしょうか。
レンジャースとしては、
ハミルトン・ゲレーロを中心とした猛打に、
このALCSで機能した先発陣が絡み合えば、
必ず互角以上に戦えると思います。
もう一度地元で雄たけびを上げることが出来るのか。
面白い展開になってきたなあ!
やっぱり毎年ヤンキースやレッドソックスじゃ、
面白くないもんね。
たまにはこういったフレッシュな対決もいいもんだ。