プロ野球は今日から交流戦突入。 好調のチームと不調のチームのコントラストが明らかな年。

プロ野球は今日から交流戦へ。

今年はセ・パともに、
好調のチームと不調のチームがシーズン開幕から明らかで、
この交流戦が終わったら「終戦」となっているチームも多そうな気配です。

セ・リーグはなんといっても阪神が絶好調。

先発投手陣が好調なうえ、
救援陣も整備されてきて、
さらに打撃陣がこのところ絶好調。

数字だけではなく、
その勝負強さは見事で、
多分交流戦でも大きく白星を積み上げていくことが予想されます。

まず対戦するのが、
まさにぼろぼろの西武。
さらにローテで高橋光・平良の「唯一勝てる投手」と当たらないので、
多分3タテをくらわすのではないかと考えられます。

敵地三タテで立ち上がれば、
その後はもう、
絶好調でどんどん勝っていくことは間違いないのではないかな。

セ・リーグの他のチームは、
気がつくと10ゲーム差以上差をつけられて、
もうにっちもさっちもいかない・・・・・ってことに、
なりそうですよね。
それほどチーム状態はいいですね。

何とか追っていきたい2位のDeNA。
現在貯金5での2位。
今一つこのところ勢いが感じられませんが、
こちらも最初にやるのが不調を囲うパ・リーグ最下位の楽天。

ここで最低でも2勝1敗と勝ち越して、
あとはハマスタで白星を積み上げていきたいですね。
そういえばDeNAと楽天の対戦は、
少し前の交流戦では、
DeNAがプロ野球に参入するときの遺恨から、
何だか妙に「場外乱闘」が盛り上がっていましたよね。

今じゃそんなこともないんでしょうが、
立場が逆転気味の昨今、
DeNAが3タテをくらわして留飲を下げる・・・・・なんてことも、あるかもしれません。


パ・リーグで絶好調なのはロッテ。

吉井監督の采配が見事にはまって、
たくさんの選手たちが伸び伸びとプレーしているのが印象的です。
さらにここにきて佐々木朗希も復帰してきましたから、
さらなる飛躍も期待できるでしょう。

現在の貯金が10。
ロッテとしては、
交流戦終了時にこの数字を15ぐらいまで、
積み増していきたいですね。

昨年日本一のオリックスは、
交流戦に合わせて離脱していた大エース・山本が帰ってくるのが好材料。
勢いに乗ればグイッと出てくる力を持ちますので、
ロッテにどこまで迫っていけるか？
あるいは逆転も視野に入れているかもしれません。

さらに交流戦を大の得意にしているのがＳＢ。
毎年大きく貯金を積み上げて、
パ・リーグの他の球団に歯ぎしりをさせています。

今年は開幕から戦力が整わず、
どうも今一つの戦いしかできていませんが、
この交流戦をきっかけにしていきたいところですね。


まあ、
この5球団が今シーズン好調なチームといっていいでしょう。

さらにセ・リーグでは、
広島と巨人が勝率5割付近で浮上を狙っています。

広島は下位3球団からしっかりと貯金を作ってのこの成績。
しかし上位にはちょっと歯が立たない感じもあるので、
パの上位3球団に対して、
どんな戦いができるでしょうか。
何となく分は悪そうですが。。。。。

巨人は好不調の波が激しいというか。。。。。
ヤクルトをボコボコにして貯金を積み上げましたが、
その他のチームに対しては互角かやや分が悪い戦い。

打線はようやく坂本が復調し、
さらに中田も戻ってきましたので、
ここにニュースター・秋広を加えて厚みが出てきました。

投手陣は、
ようやく若手が結果を出し始めましたので、
こちらも戸郷・山崎・横川・グリフィンと、
まずまず安定したローテになってきましたね。

あとは・・・
大勢以外のリリーフ陣ですかね。


残りのセのヤクルト、中日、
パの日ハム、西武、楽天は、
すでに「今年はもう無理なんじゃね？」って感じの戦い方ですね。

まあ、
唯一日ハムだけは、
若手の芽が出始めて、
まずまずの戦いをしていますがね。

しかしそれでも、
リーグの優勝争いをひっかきまわす・・・・・なんてところまでは、
とてもとても。

ヤクルト、中日、西武、楽天。。。。。

悲惨なシーズンですね。
少しでも光、
射してくるのでしょうか。

こう見てみると、
今年はほとんど、
ＣS争いもないかもしれませんね。

上位と下位のコントラスト、
見事なまでに描かれています。


そんな中での3週間。

まあ、
普段見られない戦いで、
少しコーフンしてみようかな。