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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲春場所   荒れる土俵!日馬富士がまさかの連敗

2013年03月14日 | 相撲

大相撲春場所が、
日曜日に初日を迎えました。

お客さんの入りはまずまずのようで、
協会の地道な努力が少しずつ実を結んできたようにも感じられます。

しかし現在、
世間の”スポーツの話題”はWBCに集中。
なかなか大相撲がトップで取り上げられることはないのですが、
そんな中気が付いてみると、
東の横綱・日馬富士がまさかの連敗を喫していました。

先場所は白鵬をも軽々と退ける盤石の横綱相撲で全勝優勝。
『地位が人を作る』とはまさにこのことだという意を強くし、
今場所も『落日決戦』を望むファンには、
何だか不安な立ち上がりとなってしまいました。

軽量横綱だけに、
気合いの乗っているときはいいのですが、
ひとたび気合い抜けした時はこういう厳しい局面も迎えてしまう、というのが、
彼の最大の弱点なんでしょう。

しかし白鵬以外では久方ぶりの、角界の大看板【東の正横綱】を張っているのですから、
調子が上がらなくても決して無様な姿を見せるわけにはいきませんよ。

九州場所のように9勝6敗じゃあ、
内館牧子さんじゃなくとも『横綱失格よ~~!』と怒られちゃいますよ。


さて、
今場所もいつもと同じように万全の準備で土俵に臨む大横綱・白鵬は初日こそバタバタしましたが、
徐々にペースを上げてきているように見受けられます。
やはり彼の横綱としての安定感は、
他を寄せ付けないものがありますね。

そしてこれもいつもの通り、
4人いる大関は初日こそ土つかずでしたが、
2日目からは一人倒れ、また一人倒れ・・・・・と、
例によってまだ4日目を終わったばかりなのに、
全勝は一人もいなくなりました。
1敗だって鶴竜だけ。
どうなっちゃってんのかねえ、まったく。

そんな大関をしり目に、
関脇以下の力士が好調です。

次期大関候補、筆頭の関脇・豪栄道は1敗。
小結・栃煌山は3大関を立て続けに破り、
妙義龍も2大関に土を付けました。

そして今場所注目されているのが、
”学生横綱”から角界入りして2年、1番出世を遂げて上位に進出してきた千代大龍です。
久しぶりに九重部屋に現れた大物力士。
2,3日目に大関を連破したと思ったら、昨日は日馬富士を破る大金星。
一躍『時の人』となりそうな勢いです。

勢いと言えば、
ご当地力士の勢は1勝3敗と負けが先行しましたが、
ここからの巻き返しを狙っていることでしょう。

『1日15秒の人気者』
舛ノ山は、
3勝1敗といい出足。
頑張ってほしいものです。

白鵬が突っ走る展開が予想されますが、
関脇以下の力士の大躍進も期待される今場所。

『荒れる』だけではなく、
心に残る場所になって欲しいですね。


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