≪2013ワールドシリーズ≫
【第6戦】
ボストン・レッドソックス 〇 6-1 ● セントルイス・カージナルス
レッドソックス、4勝2敗でワールドシリーズ制覇!
ボストンレッドソックス、
見事な戦いで6年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げました。
最後にマウンドに上がっていたのは、
もちろんこの男、上原浩二でした。
最後の最後まで見事な投球。
ぴしゃりと最後を締め、
『MVP級の働き』で、
チームをワールドチャンピオンに導きました。
おめでとう
100万回の拍手を、
贈りたい気分ですね。
誇らしげにトロフィーを掲げる姿。
そして息子と一緒のインタビュー。
彼にとってまさに、
長年の夢がかなった、
『人生最良の日』
になりましたね。
それにしても、
ワールドシリーズ5試合で無失点、2セーブ。
ポストシーズン全体では、
なんと13試合を1勝1敗7S、
わずか1失点の防御率0.66。
見事だ
としか言いようのない成績です。
レッドソックスは、
上原を獲得しておいて、
本当によかったね。
松井秀喜のヤンキースでのMVPに匹敵する、
素晴らしい快挙となりました。
そして夜は日本シリーズ第6戦。
先発投手が、
巨人・内海vs楽天・辛島
と聞いた時、
巨人ファンならずとも、
多くの人が『今日は巨人が順当に勝って、王手をかけるだろうな』
と思ったに違いありません。
事実辛島は、
今シーズンの後半はそこそこのピッチングを見せていたものの、
まだシリーズで好投できるまでの投手とはワタシも思っていませんでした。
それが。。。。
第3戦の美馬に続き、
巨人打線を5回まで完璧に抑えきる好投。
そして満を持して6回から登場したのがルーキー・則本。
一球一球、
気合いを込めて『吼えながら』巨人の打者を打ち取っていく姿、
指揮官の星野監督が最も好きな姿だったでしょう。
その則本は、
7・9回に失点し同点に追いつかれたものの、
10回には主砲・銀次がセンターにタイムリーを放ち、
楽天がついに勝利をもぎ取りました。
この【星野チルドレン】とも呼べる選手たちの活躍により、
楽天はまさかの『王手をかけて地元に戻る』展開にしてきました。
地元・仙台で、
『負けない男』田中に、
胴上げを託します。
それにしても楽天は、
チームが一丸となって勝利に向かう姿が頼もしい。
素晴らしいチームになりました。
さあ、
胴上げはすぐそこです。
それにしても、
海の向こうとこっちで、
アマチュア時代に苦労を重ねた投手が、
プロで花開く瞬間を目の当たりにしました。
【雑草魂】の上原は、
言うまでもない≪苦労のストーリー≫を持つ投手。
高卒時に1年浪人し、
そして入学した大体大でブレーク。
メジャーでも何度もの『リリース』の憂き目にあいながら、
それこそその都度地べたを這いつくばりながら這い上がり、
この地位を自分の手で獲得したナイス・ガイです。
そして則本も、
注目されなかった高校時代を経て、
進学したのが三重中京大。
しかしその三重中京大は、
今年4月に閉学というショッキングな状況で、
その歴史に幕を閉じました。
則本は大学時代、
『後輩を持たない学年』として、
最後の花を咲かせようと仲間と執念を燃やして野球に取り組み、
その取り組みが今の彼を形作りました。
昨年の明治神宮大会での三重中京大の姿、
目に浮かびます。
そうして掴んだプロへの道。
『エリート街道を歩いてきたやつらに、負けるもんか』
という魂が、
昨日のピッチングにも表れていましたね。
この両投手の投球は、
多くの人たちを奮い立たせてくれる、
素晴らしいものだったと思います。
さあ、
ワールドチャンピオンは決まりました。
次は日本チャンピオンが決まる番です。
楽天が勢いのまま突っ走るのか、
それとも巨人が驚異の巻き返しを見せるのか。
移動日を挟んで、
注目の土曜日の対戦となります。
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