海の日の3連休。
ここ数年、
プロ野球のオールスターはこの3連休に組まれていますし、
高校野球の予選も盛り上がりどころ。
今年も話題満載で、
盛り上がりました。
しかしワタシは、
体調を崩してPCを前にすることができず。
なんだかな~の連休となってしまいました。
まあしかし、
そんな時はテレビの力を感じてしまいますね。
結果的には『寝ながらでも見られる野球中継』
三昧となりました。
さて、
プロ野球は、
オールスター戦がすごかった。
大谷はもう、
打者としてでもプロ野球界でトップといっていい位置にいるんだということを、
改めて確認しました。
第1戦のホームラン競争、
すごかったですね。
山田、筒香、柳田。
プロ野球界を代表する3人と競争しても、
その飛距離とか弾道、
抜けた感じがしました。
バッターとしても進化を遂げるこの大谷に、
一体MLBのスカウトたちは、
どんな評価を下しているのでしょうかね。
第2戦ではMVPも獲得。
まさに『大谷のためのオールスター』になったようでした。
個人的には、
15年目で念願の初出場を達成した西武・栗山が第1戦で放ったホームランにしびれました。
そして波に乗って第2戦でも2安打。
初の夢の球宴を、存分に満喫しているようでしたね。
次に大学野球の話題。
日米大学野球選手権が行われました。
第1、第2戦を佐々木(桜美林大)、柳(明大)の好投で連勝した日本。
第3戦は満を持して宮台(東大)を先発させて3連勝を狙いましたが、
残念ながら0-1と完封負け。
そして土曜日の第4戦は2-10と完敗。
決着は最終第5戦へと持ち越されました。
この第5戦。
しびれるような試合となりました。
先発柳が第2戦に続き先発で好投を見せると、
打線は辰己(立命大)の本塁打などで着々と加点。
4-0とリードを広げました。
ワタシはここですっかり安心して、
ちょっと中座。
そして戻ったら。。。。。
なんと、4-4になっているではありませんか。
同点満塁アーチを食らったとのこと。
いやはや・・・・・
そこからはまさに綱渡り。
8回、9回、10回・・・・・・・
アメリカの怒涛の攻撃を、
田村(立大)、斎藤(明大)がまさに魂の投球で抑え、
迎えた10回の裏。
タイブレーク、無死1・2塁からの攻撃で、
日本は送りバントで2・3塁にすると、
満塁から2番・島田がレフトへ大飛球を放ち犠牲フライ。
3塁ランナーが手をたたきながらサヨナラのホームを踏んで、
日本が3勝2敗でこの大会の優勝を飾りました。
MVPは2試合を好投したエースにしてキャプテンの柳(明大)。
『さすがは柳』
とうなってしまうような活躍でした。
今年の大学チーム。
目玉の田中(創価大)を欠いているとはいえ、
柳を中心に質の高い投手陣と、
足を使える切れの良い打撃陣をそろえて、
なかなかのチームです。
ちなみにこのチーム。
8月下旬には日本高校選抜と壮行試合を行います。
そしてこの中心メンバーが多数そろう東京六大学選抜は、
11月上旬にはヤクルトと記念試合を行います。
プロアマの垣根が取れてからというもの、
こういった注目度満点の試合がたくさん行われるので、
見る方としては楽しみが増えた感じですね。
そして高校野球の予選。
日曜日には全国のトップを切って、
沖縄大会決勝が行われました。
そして嘉手納高校が、
嬉しい初出場を決めました。
おめでとう!!
その振り切る打線を甲子園で見られること、
楽しみにしています。
東京近辺では、
話題は何といっても早実・清宮のこと。
清宮の試合は、
ワタシたちの地元ではケーブルTVで毎試合中継されていますので見ていますが、
それにしても『すごい!』としか言いようがありません。
バッターボックスでのたたずまいと、
その懐の深さ。
すでにプロの一流選手かとみまごうぐらいの、
素晴らしい存在感です。
そしてからのボールにコンタクトする技術と、
球をしっかりと上げる技術はまさに天性のホームランアーチストですね。
現在のプロの選手で言うとやはり横浜・筒香タイプのスケールの大きさを感じます。
そして早実で言うと昨年も活躍したショートの金子。
清宮、金子の2人は全国的に見ても代わる選手がいないほどの好選手ですね。
甲子園に行けるか否かは、
ひとえに投手陣の出来にかかっているのではないかと思います。
ワタシの見たところ、
やはり西東京大会では『大本命』といえるかもしれませんね。
そしてその人気っぷり。
これもすごいです。
荒木、斎藤という早実の生んだスーパースターの時に比べると、
二人は”アイドル”でしたが清宮はまさに”千両役者”。
ファンの質も全く違って、
なんだか楽しく見ています。
清宮選手は、
野球の神様が西東京の高校野球ファンにくれた贈り物のような気がします。
来年まで、
まだまだお楽しみは続いていきます。
それはそうと、
土曜日の試合は早実vs明大明治の試合でした。
王さんの高校時代の最後の試合がこの明治戦。
延長で4点差を逆転されるというすごい試合は、
東京都の高校野球史に燦然と輝く名勝負です。
明大明治は野球部の強化をしている学校ではないので、
現在両校がライバル関係にあるというわけではないのですが、
この日の試合は熱く盛り上がりましたね。
八王子球場はさながら神宮の早明戦のよう。
両校の応援団の熱気、
特に明大明治のボルテージ最高潮の大声援は、
見ていて胸が熱くなる思いでした。
学生野球の良さを存分に発揮した、
グラウンド・スタンド一体の好試合でした。
全国ではこのぐらいまで来ると、
連日波乱が巻き起こっていますね。
昨日驚いたのは、
埼玉・浦和学院と福井・敦賀気比の敗退でした。
浦和学院は、
市川越に0-1と完封負け。
その前の試合からなんだか打線が振れていない感じがありましたが、
まさかの敗退となりました。
昨年も一昨年も、
夏の大会で『まさか!』の敗退を続けていた浦和学院。
今年のチームは、
秋、春の県大会を制して力があるとみられていたのですが、
3年連続での【夏のまさか】だけに、
森監督をはじめチーム関係者はかなりの衝撃を受けていることでしょう。
中位のチームもかなり力をつけている最近の埼玉県大会。
面白くなってきました。
一方の敦賀気比。
昨年春に北陸勢として初めて選抜を制して、
今年のチームも全国制覇を目標にした大型チームでした。
しかし選抜あたりから、
何か噛み合わないという感じの試合ぶりが多く、
選抜の2回戦敗退、春季北信越大会でのコールド負け、
そしてこの選手権予選初戦での敗退と、
今年のチームは運にも見放されたように感じます。
再度チームを作り直し、
来年の選抜を狙ってほしいと思います。
勝ち続けていくというのは、
本当になんて難しいことなんだろうかと思いますね。
暑くて湿気もある夏。
熱中症には気を付けて、
野球観戦を楽しみましょう。
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