平昌五輪も4日目。
期待の女子スピードスケートと女子ジャンプが開催。
女子スピードスケート1500mでは、
高木美帆が最終組で疾走。
最後の最後まで激走を見せましたが、
惜しくも銀メダル。
しかしながら、
見事な走りであったことに変わりはなく、
『おめでとう』の言葉を送りたいですね。
1000m、団体パシュートと、
まだまだメダルを狙える競技がありますので、
がんばってほしいと思います。
一方の女子ジャンプ。
高梨沙羅選手は、
今季の出来からすると、
一番ではないかと思うようなビッグジャンプをそろえました。
しかしルンビとアルトハウスの二人は、
次元の違う大ジャンプを連発。
残念ながら大きく差をつけられての3位という結果でした。
今季の力通りの決着でしたが、
高梨選手には素直に称賛を送りたいと思います。
キッチリとオリンピックに合わせて調子を上げ、
前回のソチ五輪では届かなかったメダルを、
しっかりとゲットしてくれました。
もちろん本人は満足感よりも悔しさの方が大きいでしょうが、
まだ彼女は21歳。
本人の言を待たずとも、
『まだまだ伸びしろがある』
そんな風に思います。
あの小さな体で、
また鳥人のようにふわりと空を舞う姿、
見たいですね。
お疲れさまでした。そして、おめでとう。
この二人に先んじること数時間、
男子のモーグルでは、
原大智選手が見事に銅メダルを獲得。
これはもう、
快挙としか言いようがないです。
これまでの3日でいまひとつロケットスタートができなかった日本選手団の中、
伏兵の原選手が初のメダル獲得選手となりました。
士気が上がりますね。
最後にスマイルジャパンの第2戦。
スイスに対して、
圧倒的に攻め込みながらゴールが奪えず、
そのうちにシュート力のあるスイスに一発で決められて失点を重ねて1-3の完敗。
やはり体格、パワーで劣る日本は、
シュートのパワーなどで大きな差があることを実感した大会となってしまいました。
やはり競技人口を増やし、
たくさんのオプションを持つ層の厚いチームを作らないと、
厳しいということが分かりましたね。
アグレッシブな守備やスピードでは互角の戦いを見せていただけに、
この課題と今後4年間どう向き合っていくのか、
それがトップに迫るための課題となりました。
とはいえ4年前と比べて、
格段にチーム力がアップしたことは、
誰の目にも明らかだったでしょう。
願わくば、
女子のアイスホッケーが、
少しでも日本国内で浸透して、
人気が出てくれることが望みです。
なかなかサポートも薄く厳しい現状ですが、
がんばって強化の手を緩めないでほしいと思います。
まだ最終戦があります。
最終戦に、
五輪で初めての1勝がかかります。
相手は半島チーム。
完全アウェーの中での戦いとなりますが、
それでも実力的には完全に上回る相手。
しっかりとした試合で勝ち切って、
この4年間を締めくくってほしいと思っています。
ということで、
いよいよメダルラッシュとなってくるのか、
日本チーム。
表彰台の真ん中で満面の笑顔を作るのは、
果たして誰なんでしょうか?