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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の甲子園2024 名門・強豪相次いで登場。明徳の調整力に舌を巻く。

2024年08月13日 | 高校野球

6日目の甲子園。

この日から組み合わせ上の2回戦が始まり、
4試合すべてに強豪と言われる名門が登場。
大いに沸いた1日となりました。

第1試合に登場は広陵。

今年白いアンダーシャツ、白い帽子にユニをリニューアルして臨む広陵。
高尾ー只石の超高校級バッテリーを擁し、
有力な優勝候補に挙げられています。

しかしこの日は、
熊本工のエース山本の低めを丁寧に突くピッチングに翻弄され、
後半までほとんどチャンスらしいチャンスを作ることができず、
さらに1点を先制されて苦しい試合展開となりました。

しかしそこは優勝候補。
7回に相手の少しの乱れから無死1・2塁のチャンスをつかむと、
しっかりと送って1番浜本がきっちりと2点タイムリーを放ち逆転。

その最少リードを、
エース高尾が苦しみながらも守り切って、
初戦の勝利をつかみ取りました。

最終回、
1死2・3塁からの、
高尾の連続三振のピッチングは見事としか言いようがありませんでした。

打線は県大会から引き続いて当たってはいませんが、
大エース・高尾を擁している限り、
そう簡単には崩せないチームです。


第2試合には東海大相模が登場。

原監督に代わって初めての甲子園登場。
選手の質はいいものの、
なかなか采配の妙を見せることがない原監督の甲子園初采配に注目が集まりました。

しかしすべての心配は杞憂に終わり、
エース藤田が7回13三振でゼロに抑えると、
つないだ福田も好投して相手を完封。

打ってはなかなか相手投手を攻略できなかったものの、
柴田に大会第1号アーチが出るなど、
まずは危なげなく4-0で初戦を突破しました。

この試合では、
東海大相模の真価は現れませんでしたが、
とりあえず難しい初戦を勝ち切ったことは大きかったですね。

原監督も、
第2戦では落ち着いて采配で来ることでしょう。


第3試合には明徳義塾が登場。

智将・馬淵監督は、
この飛ばないバット採用の改革を受け、
自らが得意とする守りを中心としたスモールベースボールで、
2度目の全国制覇を視野に入れています。

昨日の試合を見ると、
なかなか今年の明徳、
力を持ったチームですね。

仕上がりが素晴らしい。

エース池崎は、
高校生レベルではなかなかぱっと攻略するのは難しい好投手。
「ザ・明徳のエース」
とでも言うような、
安定感抜群のエースです。

また打線も、
今年はいいですね。

守備は相変わらず「今大会屈指」の堅さを誇り、
ちょっとこれは、面白い存在になっていきそうな気配がしますね。

ワタシが見るところ、
明徳は2010年代からのチームでは、
今年のチームが一番力を持っていると思います。


しかし第4試合に登場の関東一、
こちらも素晴らしいチームになっています。

昨日は先発左腕の畠中が不調。
球が高めに浮くところを痛打されていましたが、
そうとみるとすぐに監督は148キロ右腕の坂井を4回から投入。

相手の攻撃を抑えきって、
自分たちのペースに試合を持ってきました。

打線はバント、走塁を駆使して、
1点1点を、
相手にダメージを与える形で積み重ねていきます。

かなり強いチームですよ。
あとは、初戦悪かったエース畠中が、
どこまで復調してくるかでしょうね。

関東一は、
80年代をのぞくと、
過去30年ぐらいの中では、
最も力を持ったチームではないですかね。


3回戦で、
この明徳義塾と関東一が激突します。


この試合、
ひょっとすると、
優勝を争ううえで、
とても重要な一戦になってくるかもしれません。

どちらが勝つかは、
どっちが試合の主導権を握るかによって、
大きく変わっていくことでしょう。
本当に、楽しみな一戦です。


この日の4試合。

勝った4校の中から優勝校が出る可能性が高い・・・・・・
そんな風にも感じる、
なかなかの強豪ぞろいでした。

質が高い、
大会になってきましたね。


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