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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大谷翔平 新人王

2018年11月14日 | メジャーリーグ

日本中が待ち望んでいたニュースが、
昨日飛び込んできました。

エンジェルスの大谷翔平がア・リーグの新人王を獲得。

いやあ、うれしいですね。

今年の春から夏にかけて、
野球の話題を独り占めした大谷のMLB挑戦1年目。

ルーキーイヤーでどれくらいやるのか、
日本の関係者・ファンのみならず、
MLBの関係者やファンも、
かたずをのんで見守っていました。

日本で大谷の成長を見守ってきた我々日本のファンは、
「大谷は投げて160キロ投手だけど、バッティングもすごいよ」
と分かっていましたが、
どうもMLBでは打者・大谷の評価は当初高くありませんでしたね。

まあ、
これまで日本のプロ野球からMLBに挑戦した打者では、
本当に成功したといえるのはイチローと松井秀喜ぐらい。
ほかの打者は日本で残した数字と比べて厳しい数字しか残せず、
日本の打者の評価は、
近年低いまま推移していましたからね。
仕方がないでしょう。

MLBは最近、
日本からは投手のみにフォーカスしているというのが、
ありありとわかるシーンを何度も目撃してきましたから、
大谷の評価も「まあそこそこ」って感じだったのでしょう。

大谷の評価は「二刀流」ということよりも、
「165キロ投げる剛腕」という感じだった気がします。

しかしその大谷。
自らの力で、
全米を熱狂の渦に叩き込みました。

特にその卓越したバッティング技術とパワーで。

大谷のバッティングには、
MLBのファンも驚いたんじゃないかな?

もちろんピッチャーとしても、
「噂にたがわぬ剛球を投げる奴」
としてゆるぎない評価を得たでしょうがね。

後半戦でひじの故障を発症したのは残念でしたが、
その結果来年は「打者一本」で行く年になりそうな気配。
ワタシも常々、
「大谷が打者一本でシーズンを送ったら、いったいどれくらいの数字を残すのだろう」
と興味津々でしたから、
図らずも来年は「楽しい1年」になりそうな感じもします。

そしてじっくりと休ませた肩、ひじをもって、
MLB3年目からは「本格的な二刀流」挑戦ですね。
夢はどんどん、広がっていきます。


大谷を見ていると、
本当に単純なことに気づかされます。

それは、
「投げて打ってというのは、プロになる以前の投手は、誰しもが経験してきたこと」
ということです。

『エースで4番』
は昔から野球小僧の代名詞。

今でこそ少なくなりましたが、
昔は高校野球で一番よく見られたのは、
この「エースで4番」の球児でした。

ワタシも野球を見続けてきて、
「プロでは投手は打たないもの」という『固定観念』を、
徐々に植え付けられていったんだなあということを、
大谷を見て初めて意識しました。

そして野球見始めの少年が抱くような素朴な疑問、
「どうして投手は打っちゃいけないの?」
ということが頭に浮かんできたんですよね。

大谷を見ていると、
楽しそうに投げて打って、
本当に「野球小僧」だなあと、
いつも感じます。

大谷を見ていると、
「野球って楽しい」ということを、
改めて思い出させてくれるようです。

そういう「唯一無二の存在」が大谷翔平という選手だと思います。

だけど、
これからの野球界、
大谷を見たそういった選手たちが、
どんどん出てきてほしいものですね。

「ピッチャーだから打ってはならん」
というのは、
「古い野球だなあ・・・・・」
なんていわれる日が来るかもしれません。

そんな時代に先駆けたプレーヤーとして、
大谷の存在はもっともっと光り輝いていく日が来るのではないでしょうか。

これからの活躍、
期待しています。

そして、
本当にエンジェルスに入ってくれてよかった。

チームは変革期(?)で、
しょ~もない野球ばかりやっていますが、
大谷がいることでかろうじて観戦のモチベーションが保たれています。

来年はもう少し「戦える集団」になってくれることを期待しています。
監督が代わって、
不安なことばかりですがね。

暗黒時代に逆戻りは、
ご免こうむりたいところですが。。。。。


いずれにしても「翔平ウォッチャー」としては、
来年も朝からしっかりと、
MLBの野球を堪能したいと思っています。


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