さぁ、いよいよ大相撲春場所が初日を迎えます。
今場所はなんと言っても、
久しぶりの新横綱誕生場所。
先場所までは照ノ富士がデンとその番付に座ってくれていましたから、
幸運にも横綱不在ということがなく、
今場所を迎えることができました。
新横綱の豊昇龍。
ワタシはまだまだ彼については、
評価は高くありません。
(なぜなのかは散々書いているので、ここでは書きません.)
まあしかし、
地位が人を作るということに期待して、
これから見守っていこうと思っています。
これまでのような土俵上の態度や取り組みを続けていたら、
その都度言わせてもらうつもりではあります。
さて、
横綱が誕生したと言ってもまだ1人横綱。
1人横綱がいいことないっていうのは、
かつての朝青龍や白鵬を見ても明らか。
彼らは重圧を背負うっていうより、
「俺が唯一の王だ」
という“万能感“の方がすごく強く出ちゃっていたような気がします。
それが、
相撲の世界に負の影響を与えていたように感じていました。
やはり横綱は、
最低2人はいた方がいい。
出来れば3人でも4人でも、
強いものが多ければ多いほどいい、
と思います。
そういう観点からすると、
まずは大関の2人、
大の里と琴櫻、
この2人は「生まれ変わったように」頑張らなければいけませんぜ。
琴櫻は今場所かど番?
しゃらくせえ、
かど番から優勝してみなよ!
それぐらいの力は、
十分持っているよ。
この2人が頑張らずば、
どうして大相撲が盛り上がりましょうか。
そして王鵬ら、
力のある力士がそれに続かなきゃ。
今年中に、
横綱最低1人、
大関2人ぐらいの昇進がないといけませんぜ。
期待していますよ。
ところで。。。
最近、
場所の呼び方が、
初場所、春場所、名古屋場所・・・なんていう従来の呼び名から、
1月場所、3月場所・・・という呼び名が併用されるようになってきていますよね。
これはどうしてなんだろう?
確かに1月場所、3月場所・・とした方がわかりやすいのは確かなんですが、
なんだか風情がねえなぁ、
なんてワタシは思っちゃいます。
最近色々なものや出来事などで、
日本語の美しさや、行間にある意味をとるだとか余韻を残すだとか、
そんな「日本語らしさ」みたいなものが少しずつ失われて、
平準化していってるみたいな感じを持っているんですが、
これもそんな時代の流れの一環かな?って思うと、
寂しさを感じてしまいます。
大相撲で季節を感じるっていうのも、
一つの日本の風物詩じゃないですかねえ。
春場所・・・の方が、
3月場所よりずっといいと思うんですが。
7月場所じゃ、
名古屋の人、「ああ、今年も名古屋に大相撲が来た」って思えないんじゃないかなあ。
それから。
なぜか今場所、
大相撲初日の前日(土曜日)恒例の、
「大相撲がっぷり総研」が、
今場所は放送されませんでしたあ。。
なんで??
楽しみに毎場所見ているのに。
BSフジの番組だから、
これにも“あの“影響があるの??
勘弁してよ〜。
今場所は横綱昇進場所だし、
先場所の朝日山親方の思いっきりのミスジャッジのことなんか、
聞きたかったのになあ。
この番組は、
果たして復活するのやら?
ということで、
今日から「楽しいお相撲」の始まりです。