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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

カド番豪栄道がトップ快走。 何やら大相撲秋場所が、面白くなってきたぞ。

2016年09月18日 | 相撲

大相撲秋場所は中日8日目。

今場所は横綱・白鵬が休場して、
最初から混とんとした優勝争いが繰り広げられるのではとみられていましたが、
中日を終えて、
何とカド番の豪栄道が全勝でトップを快走するというまさかの展開となっています。

そしてそれを追う力士に、
あの”地力はあるのにやる気が今一つ”と言われ続けてきた隠岐の海が名前を連ねていることも、
今場所が『まったく先が読めない』と言われるゆえんなのではないでしょうか。

豪栄道はカド番ながら力強い相撲を連日見せ、
あっという間に勝ち越しを決めてカド番を脱出。
優勝争いのトップに立って、
まさかの”カド番からの初優勝”へまっしぐら。

出足に力強さが戻ったのと同時に、
今場所は相手を寄り立てた時にバタつくことがなく、
ばったりと土俵際で逆転を食らうリスクが減っているのも、
好調である所以だと思われます。

今後上位陣との戦いが続く後半戦になりますから、
ここからが真価を問われるところです。

もし初優勝を飾るようなことがあれば、
『日本人横綱候補』
は一気に稀勢の里からこの豪栄道に移っていくことになります。


その豪栄道を1差で追う隠岐の海は、
昨日こそ豪栄道の投げに敗れましたが、
ここまで7勝1敗と絶好調。

しかも2横綱、3大関を倒しており、
ここからは関脇以下の力士との対戦が続くため、
『ひょっとしたら』
がないとは言えません。

何が彼を変えたのでしょうか?

隠岐の海と言えば、
師匠の八角親方の言葉を借りるまでもなく『稽古嫌い』のレッテルを張られている力士。

それゆえ、
『もうちょっと本気で稽古に励めばなあ・・・・・』
と言われて久しい力士です。

まだまだ〈本物〉とは言えませんが、
ひょっとしたら大器が目覚めた?
そんな期待を抱かせる今場所の戦いぶりです。

”綱とり”の稀勢の里は序盤で2敗。
『もう綱取りは終わったなあ』
と思われましたが、
優勝ラインが下がってくれば、
まだ優勝の望みはあるやなしや・・・・・・・といったところでしょうか。

稀勢の里の相撲を見ていると、
まだまだ腰が高く、
ちょっと相手に変わられたら……の不安がぬぐえませんが、
左上手を取った時の”破壊力”はやはりNO1。
最後まで優勝争いにとどまってほしいものです。

そして1敗には、
あの遠藤も名前を連ねています。

今場所は本当に久しぶりに、
遠藤らしいキレのある相撲を見せています。

まあ、
優勝に絡むということはないでしょうが、
人気力士である彼の復活は角界にとっては待望久しかったのではないでしょうか。


しかしながら、
1敗に名前を連ね、
連覇を狙う横綱・日馬富士が安定した相撲を見せているので、
優勝の大本命はこの日馬富士以外にはないと思えますが。。。。。

日馬富士の相撲、
いいですね。

白鵬が今後ケガや故障の不安もあって力を落としていったときには、
角界の看板として、
日馬富士の存在が大きくクローズアップされてくることでしょう。

彼の場合、
ケガさえなければ毎場所でも優勝しておかしくないほど、
力は突き抜けたものがあります。


それはそうと、
十両ではベテランの安美錦が、
満身創痍の体で勝ち越しを目指して頑張っている相撲がひときわ光っています。

頑張ってほしいですね。

そして優勝争いとは全く違うところにありますが、
何という名前の力士だったか、
序の口あたりにいる力士の相撲っぷりが評判(?)になっていますね。

相手に恐れをなして、
自分で勝手に膝をついたり転んだり、
尻もちをついたり。。。。。。。。
勝手に負けてしまいました。

なんだかおもしろかったですね。
映像がそこかしこで公開されていますので、
ご覧ください。
笑えます。


ということで、
後半戦にかかった大相撲。

結構混とんとしていて、
見ていて面白い場所になっています。


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