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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

~センバツ決勝~ 雄星よ 大旗を抱け

2009年04月02日 | 高校野球

センバツ高校野球
≪準決勝≫

第1試合  清峰  4-1  報徳学園

第2試合  花巻東 5-2  利府


センバツ高校野球は、
今日決勝を迎えます。

WBCとかぶったりして、
大会全体としてはいまひとつの盛り上がりだったみたいですが、
決勝は実にフレッシュな顔合わせとなりました。

特に東北勢初優勝を狙う花巻東に注目しています。

≪大会屈指の豪腕≫
の名をほしいままにしている花巻東のエース・菊池雄星投手。

150キロを超える速球とスライダーのキレは超一級品。
子供のようなあどけない顔で、
ズバッと球を投げ込んでくる豪快かつ爽快なピッチャーです。

しかし、
ワタシが彼を大好きなのは、
そんな理由ではありません。

彼が常にインタビューなどで言い続けている事。

『岩手のためにがんばります』
『岩手のため、腕が折れても投げぬきます』

いまどきの高校生、
最近は妙にマスコミ慣れしていて、
作られたようなインタビューの受け答えが多い中、
彼の発言は本当にすばらしい!

予断を抜きに、
惚れてしまうほどの選手ですね。

記事によれば、
花巻東は地元選手のみで構成。
他県との対戦では、
ずっと常に一段下に見られるような発言を、
受け続けていたようです。

「やったー 相手岩手代表だ~」
「岩手の奴らなんかに負けてどうする!」
など、など、
枚挙に暇がないほどだそうです。

それを払拭したい、
意地でも勝ちたい、
岩手中を盛り上げたい・・・・・・

彼らの思いはひとつです。
『岩手をバカにすんな!!』

ワタシも、
途中から彼らを応援したくなりました。

彼らのベンチワークを見ていても、
盛り上がりは最高ですね。

何とか決勝も食らいついていって、
清峰の堅塁を崩していきたいところです。

清峰もご承知のとおり、
吉田監督就任から、
一気に変わったチームです。

わずか5~6年前まで、
誰にも知られることのない過疎地の1チームだったのが、
監督就任と共に、
厳しい練習と、
常に『目標は日本一』を掲げる
志の高さで、
ついには頂点にあと一歩のところまで上り詰めました。

3年前の選抜では、
決勝で横浜に21-0の完敗。

しかし、
あのときのチームよりも、
見たところ攻守共にずっと上の戦力を持っています。

エース今村は、
大会屈指の右腕。

左右両豪腕エースの投げあいは、
選抜史に残る戦いになるかもしれません。

両チームの戦い、
すばらしいものになることを期待しています。

それにしても、
一般に暮らして仕事している私たちにとって、
示唆に富んだ、
ヒントがいっぱいに詰まった、
両チームの戦いぶりです。

感心しちゃいます。

がんばれ球児たち!

頂点は、もうすぐそこだ!

 


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