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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

セ・リーグ決着の週末へ

2015年09月25日 | プロ野球

史上まれに見る大混戦と言われたセ・リーグ。

8月を迎えるまでは、
全6球団に優勝のチャンスが転がるという大混戦で、
見ている分には本当に面白かったですね。

オールスター前の前半戦終了時点では、
横浜DeNAがまさかの首位。

しかしながら、
後半戦が始まるとケガ人続出でじりじりと後退。

それじゃあ安定の2強、巨人・阪神が突っ走るかと言えば、
今年に限ってはそうでもなかった。

そんな混戦の中で、
最後に抜け出してきたのはヤクルトでした。

トリプルスリーを確実にしている主砲・山田を軸に、
川端、畠山らが本当によく打ちました。
外国人が全くあてにならないという打線にあって、
この『和製強打者』達の奮闘が、
チームを高みに押し上げる原動力でした。

そしてこの強打線に支えられて、
不安視された投手陣がようやく夏場から安定感を見せてきましたね。

ベテランの石川と館山の、
夏場以降の奮闘がローテを安定させ、
最後は『絶対的守護神』バーネットにつなぐという勝利の方程式を確立させました。

こう見ていくと、
ヤクルトは『勝つべくして勝った』との感が強い今年の戦いぶりです。

ちょっと気が早かったかな?

この週末の巨人との『天王山』を超えないと、
優勝にはたどり着きませんから、
注目しましょう。

貯金も昨日の時点で10まで到達しましたから、
堂々の優勝ということが言えますけどね、すでに。

巨人はいまだに、
強いという感じがしない、
今年のチームです。

投手陣はさすがに菅野、マイコラスらを軸に安定していますが、
何しろ打線の迫力のなさは……やっぱり深刻ですね。

でも投手の安定でここまで勝って行けるのだから、
やっぱり『野球は投手力』なんですかねえ。

あそこまで援護がない状態で1年投げ続けさせられて、
腐らず淡々と投げ続けた菅野には、
本当に”あっぱれ”を何個つけてもつけたりないぐらいです。

SBの打線がバックだったら、
確実に15勝以上は挙げているだろうなあ・・・・・・。


まあ、
そんなこんなで優勝を左右する、土・日の連戦。

優勝のみならず、
CSでの戦いを占う意味でも重要な一戦になりそうです。

一方、
連敗街道まっしぐらなのがCS出場権争いを繰り広げる、
阪神と広島。

この両チームも、
週末に3連戦を行います。

2.5ゲーム差での決戦なので、
広島が3連勝すればひっくり返りますが、
戦いは『5割以下での戦い』。

パ・リーグの西武とロッテのCS進出争いもそうなんですが、
まあレベルが低いところでの争いです。

セもパも、
お互い『どっちが負け続けるか』の勝負みたいで、
ため息の出るようなものですね。

CSという制度があるので文句は言いませんが、
『5割以下のチームに、ポストシーズンに行く権利なんて与えんなよ!』
がワタシの本音。

営業面を度返しして言うならば、
『5割以下のチームは出場の権利なし』
という規定を作った方がいいと思いますね。

5割以下のチームが日本シリーズまでたどり着いて日本一になったら、
それこそお笑い草だと思うのですがね。

昨日ちょこっとラジオを聴いていたら、
西武のキャプテン・栗山が、
『CS進出に負けられない戦いで、気合入っています!CSに進出して、日ハムもSBも破ります!』
なんて高らかに決意を述べていましたが、
なんだかものすご~~~~くしらけちゃいましたね。

SBはペナントで88勝、貯金47(現在)、
日ハムは77勝、貯金21。

その両チームに、
現在借金1の西武がCSに進出して、
ちょこちょこっと勝っちゃったりしたら・・・・・・・(まあ、今年の実力差を見たら、千に一つぐらいの確率しかないと思いますがね。)

西武ファンのワタシでも、
全く嬉しくない・・・・・というか、
『そりゃ、違うだろ!』
と叫びたいというか。。。。。

『なんで最初から、SBと日ハムで決戦やらんのだろうか?』
と思っちゃいます。

消化試合がなくなるのは確かなんですが、
変な制度ですよ、実際。


とはいえ週末も、
最後の戦いを見届けに、
たくさんのファンが球場に詰めかけることでしょう。

盛り上がりは最高潮ですね。

ヤクルト優勝の瞬間、
見たいな~~~。


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