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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

準決勝

2024年01月06日 | サッカー

高校サッカーは準決勝。

舞台は国立競技場。
天候は晴れ、無風、暖かな気温。
 
全ての舞台が整った、
そんな準決勝でした。



 
第一試合は名門対決。
青森山田と市船橋という、
高校サッカー界に燦然と輝く2校の対戦に、
多くの観衆が駆けつけました。
 
試合は前半青森山田がセットプレーから高さを生かし先取点。
その後も市船に全く反撃を許さず、
一方的な試合になるかもしれないという予感を孕んだまま進んでいきました。
 
しかし市船は2点目を許さず耐えて後半へ。
後半は市船がしっかり試合を作り、
青森山田ゴールへも迫り、試合は一気に緊迫しました。
 
そして後半30分過ぎ、
ついに市船は青森山田のゴールをこじ開け同点。
市船の大応援団からは大歓声。
その後は一進一退の攻防が続いてタイムアップ。
勝負の行方はPK戦に委ねられました。
 
ここで輝いたのが青森山田のキーパー、鈴木。
見事な読みと思い切りの良さで市船の1本目、4本目を止め、
青森山田が決勝に進出しました。
 
痺れるような展開の好ゲームでした。
両校名門の意地、
そして今季プレミアで上位という実力を見せつけてくれました。
高校サッカーの最高峰のチーム同士の戦いは、
熱かったですね。
 
第二試合は、
この大会乗っているチーム同士の対戦。
 
しかし初戦から強豪を立て続けに破ってきた近江の実力が上回りました。
 
相手からボールを奪った後の速攻が見事。
ハマりにハマって前半半ばまでで一挙に3点。
この時点でほぼ試合は決まりました。
 
そこからはやや守りに入るというか、
間延びした試合展開になりましたが、
近江はほとんど危険な場面も作らず、
最後にPKで1失点したものの快勝でした。
 
近江はこの大会、
本当に乗っていますね。
あのセクシーフットボールの野洲以来の滋賀県勢の決勝進出。
 
この勢いと攻守の切り替えの速さ、
そして相手に対する寄せの鋭さがあれば、
「絶対王者」青森山田に対しても、
かなりの戦いができると思います。
 
敗れた堀越は、
ここまでよくやりましたね。
今日は少し力に差がある相手で、
ちょっと覆すのは厳しかったですね。
 
ここのところ全国の舞台に立つことが多くなった堀越。
かつては帝京をはじめとしてサッカー王国でもあった東京も、
21世紀に突入してからというものなかなか選手権で実績を残せませんでしたが、
國學院久我山、関東一、そして堀越と、
徐々に結果を出せてきましたね。
 
まあ、東京代表は地元校ですから、
頑張って欲しいものです。
 
 
さて、そして、
ラグビーの全国高校ラグビー選手権は昨日準決勝が行われ、
大会前の予想でNO1、NO2と言われた桐蔭学園と東福岡が“連覇“を目指して頂上決戦に挑みます。
 
今年の春の選抜大会で優勝し連覇を狙うのは桐蔭学園、
そして昨年に続き大会連覇を狙うのは東福岡です。
 
それにしても、
頂上決戦と呼ぶに相応しい対決ですね。
 
準決勝では、
桐蔭学園は大阪桐蔭に対して全てに圧倒。
“桐蔭対決“を25ー0で制しました。
 
今年の桐蔭、
FWもバックスもとにかく穴がなく、
レベルの高いチームですね。
 
一方の東福岡も、
九州対決となった佐賀工との対決をキッチリ制しました。
 
終盤に大反撃を喰らったものの、
それでも最後締めて50-28の大勝。
その力を示しました。
 
決勝は一体どうなるでしょうか。
これまでの戦いぶりを見ると、
やや桐蔭学園ぎ優位ではないかという気もしますが、
差はほんのわずか。
逆転可能な試合です。
 
東福岡のハイパーオフェンスが出てくると、
次から次から得点が積み重なっていきますから、
そんな試合展開にしたいでしょうね。
 
毎年のことではありますが、
ラグビーの決勝は決して勢いだけでは進出できません。
確かなチカラを持ったチームしか、
この舞台には立てません。
 
さあ、
今年はどちらか「より強い」チームなのか?
その答えは24時間以内に、出ます。
 
いよいよ「お正月の風物詩」の両大会も佳境。
明日はラグビーの決勝、
明後日はサッカーの決勝です。
 
さあ、どうなるでしょうか。
 
 
※それにしても、高校サッカー、そして春高バレーが一気に終わった夕方の千駄ヶ谷駅周辺、カオスでしたぁ。。。

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