来た来た
ついにここまで来ました。
埼玉西武ライオンズが、
天王山第2ラウンドの第2戦で、
SBを2発で下して、
マジックをついに1にしました。
いやあ、
よくここまで来ました。
昨日は西武・菊池とSB・千賀の両”エース”の投げ合い。
しかし両投手ともに、
負の歴史を背負っての登板でした。
菊池は言わずと知れた「SBのトラウマ」にずっと悩まされ続け、
何と入団から9年で13連敗。
投げども投げども勝てず・・・・・というよりは、
「SB相手に好投したのをほとんど見たことがない」状態で、
西武ファンをしてSB戦の前は『あ~菊池じゃ、駄目だ』の心境に陥るほど。
一方の千賀も、
メットライフドームはめっぽう苦手で、
ここまで勝利なし。
しかも前回の登板では天王山に背信のピッチング。
SBファンからも「何やっとんじゃ」の叱責が飛んでいました。
そんな『負の歴史』を背負った二人。
試合は初回、
千賀が自分の嫌なトラウマを引きずったようなピッチングで、
いきなり山川に先制の3ランを浴びます。
西武としては絶好の試合展開。
『今日もいけるぞ』
の機運が高まりましたが、
菊池も調子は良さそうながらも何か吹っ切れないようなピッチング。
不運があったとはいえ、
3回には『絶対打たれちゃいけない』場面で案の定のピッチングを見せて同点に追いつかれました。
千賀はこの同点に気をよくして、
まったくスキのないピッチングを展開。
なんだかいや~な空気が西武側に流れましたが、
そこから粘れるのが今の11連勝中の西武の勢い。
5回無死1・2塁のピンチに菊池が気合いのピッチングを見せて何とか断ち切ると、
6回1死1塁から、
中村が特大の一発を叩き込んで勝ち越しに成功。
その後は菊池からマーティン―ヒースとつなぐ必勝継投でSBの反撃を抑え、
何とか勝ちをもぎ取ってついにマジックを1としました。
この連勝中、
本当に全員がプレーに集中している姿とベンチのムードの良さ、
それを感じることができて、
それこそがこのチームの『強さの源』だと感じています。
その象徴が6回表の守備。
1死1塁からショートゴロでのゲッツー・・・・
のはずがまさかの2塁セーフの判定。
辻監督が即座にリプレー検証を要求すると、
そのショートの源田の付近に、
何と守っている9人全員が集まってきて、
エンジンのような形を作って判定(検証)を見守っていました。
こんなシーン、
見たことありませんでした。
9人が自然に集まってくるって。。。。。。
そして攻撃の時は、
得点を入れて帰ってきた選手へ、
全員が笑顔でハイタッチ。
優勝へ向かっているから当然・・・・・・
なんて言葉もあるでしょうが、
この一体感、待っていたんだ!!!!! って感じです。
ファンとしては、
このチーム、
本当に素晴らしいと感じることがいくつもあって、
今野球を見るのが本当に楽しい。
本当にプロ野球でよく言われる、
『プロは勝って和する』
というのを全員が体現してくれています。
このチームを、
日本シリーズで全国のプロ野球ファンに見てほしい。
集中力満点でチャンスになるほど燃えるバッターたちのすごさを、
体感してほしいと真剣に思っています。
魅力満点のチームです。
(穴は多いけどね)
出来ればセの魅力満点の広島との対戦、
熱望しています。
そうなったらおもしろいんだろうなあ。。。。。。。。
その前に、
何とか今日優勝を。
辻監督の胴上げを。
願っています。
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