春分の日の3連休。
世界ではウクライナが大変なことになっており予断を許しませんが、
日本国内では、
コロナによる蔓延防止措置も21日に解除されることが決まり、
おまけに東京などの桜の開花もこの3連休中という事で、
一気に春めいた状況になってきています。
そんな中で、
ナニワの春が満開。
大相撲春場所に加えてセンバツ高校野球も始まり、
3年ぶりの「満開の季節」を迎えています。
思い出してみると、
ワタシの中に記憶として、
何だかこんなに華やいだというものがあまりありません。
なぜかと思って調べてみると、
かつては大相撲春場所と選抜が被るってことが、
日程上あまりなかったんですよね。
思い出してみると、
ワタシの頭の中でも「選抜の開幕は3月27日」
なんていうのが定番として残ったりしています。
3月27日というと、
ほとんど大相撲春場所は終わっている日程・・・・という事になります。
小学生のときなんか、
ワタシの住む地域はちょうどその3月27日を中心に春休みが始まるってことだったもんで、
「春休みの開始と同時に選抜が始まる」
ってことが心に深~く残ったりしていますね。
調べてみると、
昭和の時代、センバツは3月27日開幕が定番で、
昭和の最後の方(昭和60年代)は1日前倒しの3月26日開幕でした。
平成に入り、
その開幕日程が90年代はしばらく続いて、
98年の記念大会(出場校増)で1日前倒しにした3月25日開幕となり、
そこから25日開幕が定番化した模様。
(平成の世の中からは、ワタシの中で西暦で記憶していることの方が多くなっていて、突如西暦での表記になって、すみません。ご勘弁を。)
そして新世紀となってだんだん、
3月23日開幕とかいうのが出始めて、
最近はすっかり早い開幕というのも珍しくなくなったんですね。
それでも今年のように、
18日開幕というのは早いと思ってしまいますがねえ。
大相撲がまだ前半戦で中日も迎えていないのに、
選抜が始まるというのはなんというか、
驚きです。
おかげで4時ぐらいから大相撲を見始めるワタシとしては、
どちらを見ていいか迷ってしまいます。
今のテレビはよくできたもので、
2画面を同時に見られるので、
大相撲と選抜を半々で見ていますが、
音声はその時々によって変えたりしていますね。
でも、
「高校野球おやじ」であり「大相撲フリーク」でもあるワタシにとっては、
頭の中に桜の花がパッと咲いたような、
そんな心持ちではあります。
さて、
大相撲の春場所です。
荒れる春場所という事で、
横綱・照ノ富士の休場があったり、
いろいろと前半戦から起こっていますが、
どうやら9日目を終えて、
今場所の優勝戦線が絞られてきつつあります。
実力者で今場所も優勝のカギを握るのではとみられていた、
大関の貴景勝と関脇の阿炎がともに痛い黒星。
しかも「あっさり勝つだろう」と思われていた遠藤と宝富士に苦杯を喫したのには驚きました。
これで貴景勝と阿炎は、
優勝争いから一歩も二歩も後退。
現在は全勝が平幕の高安、
追う1敗勢は、
連覇を狙う新大関の御嶽海と、
関脇・若隆景、平幕の琴ノ若の3人となりました。
高安、琴ノ若はここから上位との対戦が続きます。
ちなみに両者の直接対決はすでに終了。(高安の勝ち)
残りの6日は、
胸突き八丁となりますね。
関脇の若隆景は、
これから関脇の阿炎、大関の3人(御嶽海、貴景勝、正代)に、
高安、琴ノ若と当たっていくのではないでしょうか。
こちらもまさに「一つも安心できる相手はいない強敵ぞろい。」となります。
ここで星を積み重ねて、
大関昇進への第一歩を記せるか。
連覇を狙う御嶽海も、
横綱戦こそありませんが、
2大関に阿炎、高安、琴ノ若らとの対戦が予想されます。
ここからは各力士ともに、
全く息の抜けない対戦が続くわけで、
いったいどうなるのか、予想がつきません。
この激戦を勝ち抜いてこそ、
賜杯を抱けるというもの。
ワタシの見立てでも、
4力士がほぼ横一線に見えます。
そういう意味でも、
やっぱり貴景勝、阿炎らが優勝のカギを握っていると言えそうです。
誰が賜杯を抱くのか。
混沌とした戦国の「大阪春の陣」。
ドキドキとした日が、
週末まで続いていきそうです。
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