NFLの季節 ２０１３

季節は秋、
９月に突入しました。

日本ではプロ野球のペナントレースが佳境を迎え、
Jリーグもシーズンが深まっていくため、
なんだか『終わりに向かう』季節のようですが、
海の向こう・アメリカでは『いよいよスポーツのシーズンの始まりだ』
とワクワクする季節です。

４大スポーツであるNFL,NBA,NHLが相次いで開幕する９月～１０月のこの時期、
スポーツファンにとっては、
なんだかワクワクする季節です。

『サマーキャンプを終えて、自分の応援するチームはどうなっているだろうか？』
が最も気になる時期で、
この時期はどのチームのファンも『今年こそは優勝だ！』と思っているはずです。

そんな中、
アメリカNO１スポーツであるNFLも、
いよいよ開幕を迎えました。

前シーズンはボルティモア・レイブンスが歓喜の勝利でチャンピオンに輝きました。
最後の最後までわからなかったという、
試合としては『歴史に残る』スーパーボウルでしたね。

そのレイブンズも、
そして敗れたサンフランシスコ・４９ersも,
またあの舞台に立つことを目標に、
新しいシーズンに臨みます。

しかし昨今のNFL、
そう簡単に連覇ができるほど”やわな”リーグではありません。

いくら両チームにエースQBが残っていたとしても、
サラリーキャップで削られた各ポジションの穴が、
じわじわとチームをむしばんでいくというのが例年の『前年チャンピオンチーム』の普通の姿。

２年連続でチャンピオンまで上り詰めるには、
『卓越したチーム力と、かなりの幸運』
がなければなりません。

そんな中、
昨年はプレーオフでまさかの大逆転負けを喫したデンバー・ブロンコスの評判がいいように思われます。
【伝説】のエースQBであるペイトン・マニングは昨年華麗に復活し、
今年は『チャンピオンリング』ひとつに狙いを絞っています。

レイブンズはAFCに強敵であるペイトリオッツも控えており、
連覇への道は険しくなりそう。

NFCはケーパニック率いる４９ersが優位と思われたものの、
早速開幕第２週で対戦した同地区のライバルでもあるシアトル・シーホークスとの対戦で大敗。
今週立ち直っていけるかがカギとなる展開ですね。


さて、
昨年等NFLの中継を見ていると、
やたらとQBが動きまくる『リードオプション』と言われる戦術が多用されていることに気が付きました。
元々は大学フットボールで多用されていたという認識がある戦術ですが、
去年は目立っていた気がしますね。
４９ersのオフェンスは『ピストルオフェンス』なんて言われていましたっけ。

個人的にはQBがその身体能力を利して動き回るというフットボールのオフェンスはあまり好きではないのですが、
こういった戦術が今後主流になっていくのでしょうか？

個人的には、
モンタナ、マリーノ、エルウェイ、ワーナー、マニング、ブレディ・・・・・・・
なんていう、
いわゆる『正統派』の剛腕QBと、そこを軸にしたパス中心のオフェンスが大好きなんですが、ね。


ところで、
考えてみるともう６，７年はNFLの『生観戦』の機会がありません。

やっぱり『生観戦』の機会がなく、
『自分の見たプレーヤー』が少なくなってくると、
やっぱりその興味もやや薄くなってきてしまうものなんですね。

超『NFLフリーク』で、
この時期は『寝てもさめても』NFLのことばかり考えていたワタシも、
なんだかここのところ、
開幕しても『イマイチ』身が入らないって感じです。

かといって日本の【アメフト】は、
余りにも【フットボール】とは技術、戦術、アスリート性すべてに差がありすぎて、
見ていてつらくなってしまうんでのめり込めません・・・・。
（まあ、仕方がないです。NFLはアメリカ中、いや世界中の”トップアスリート”達の集結したリーグ。対して日本のアメフトは、『競技人口わずか数千人？』の超マイナーな競技ですから。）


また気合いが入ってくるのは、
年明けのプレーオフが始まったぐらいですかねえ。。。。

まったりとシーズンをテレビ観戦していき、
かつて”わがチーム”だったチャージャーズとラムズを応援していこうかなんて、
ゆる～く思っています。